空中散歩と落とし穴
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※カルエゴ視点
「.......チッ」
ええい。イライラする。
これも全てあの理事長の戯言のせいだ。
昨日いきなり職員室に現れたと思えば
「新学期から用務員の女の子を1人スカウトしてきたから、カルエゴ君よろしくねー!」
ただえさえ入学式の準備から、新学期の準備。授業の時間割決め等で忙しい時に、余計な仕事を増やしおって....
「あ、あと明日ちょっと金剪の谷借りるから」
金剪谷は現在「長」が荒れている為、立入禁止にしていた筈
理事長ならば問題ないだろう
......と対して気にも留めていなかった
翌日、正門には理事長のSDであるヤツと、見るからにひ弱な女子が立っていた
....彼女が例の用務員か?
2人は高台の方へ向かって行き、暫くすると破壊音が度々聞こえてきた
あの馬鹿力め.......学校で何をしている.......
が、関わりたくないので放っておく事にした
他の教員は何だ何だと興味津々
.....煩わしい
だが、今後の、新入生の飛行レース場を破壊されては堪らん。
懸念して様子を見にいく事にした
決して気になっている訳ではない。
ヤツに気づかれない様、上空から状況を確認した
どうやら暴れているのはヤツでは無く女の方らしい
動きが止まった女子はこちらに顔を向けた
「わあーーーーーーーーーーっ!!!!」
叫び声だけで圧がくる
反射的に女子の頭を殴っていた
「さっきから喧しい!!!粛にせんかぁ!!!」
女子は頭を抑え、目を丸くし私を見つめる
ぶっ。あははははははははは!!!
殴られておかしくなったのか?
腹を抱えて笑い始めた
「っはーー。笑ってごめんなさい。自分、無敵なんじゃないかと勘違いしちゃってたみたいです。今の、ちゃんと痛かったから安心しちゃって....」
なんだこいつは
「思わず笑っちゃいました」
「ダメですよカルエゴくん。キサさんは今特訓中なのですから」
離れた場所にいたはずのヤツが間に割って入ってきた
「オペラさん。大丈夫です。お陰様で色々楽になりました。カルエゴ先生?有難うございます」
「礼など結構。何の特訓かは興味ないですが、金剪谷は今、危険な場所なので早くお帰りください」
早口で捲し立てすぐさま去ろうとすると、まさかの女子が服の裾を引っ張ってきた
「ええい!離せ!!貴様とは関わらん!!!」
「待って待って!!!」
嫌な予感がする。直ぐ様この場から離れなければ。
ぐいっと服をひっぱり、無理矢理引き離す
「あーーーー!!!!」
女子はバランスを崩し自身を支えていた足が岩から離れてしまった
知るものか。ひと時も関わりたくないわ。
「落ちてたまるかーー!!!」
あろう事か体を捻り、岩を蹴り上げ、岩から岩へ飛び移った
「はーー。危ない危ない。」
「チッ。しぶとい。」
「キサさんその調子です」
「今ので何か掴んだ気がします!」
意気揚々と叫んだ女子は岩から岩へ飛び移り始めた
羽根は出していないが、軽やかな足取りで学校の方に向かっていく
「やはりキサさんは余計なアドバイスではなく、自分で考え身につけるやり方が合っている様ですね」
「カルエゴ君」
嫌な予感がする
「キサさんの事宜しくお願いしますね」
「断る!!!!!!」
「.......チッ」
ええい。イライラする。
これも全てあの理事長の戯言のせいだ。
昨日いきなり職員室に現れたと思えば
「新学期から用務員の女の子を1人スカウトしてきたから、カルエゴ君よろしくねー!」
ただえさえ入学式の準備から、新学期の準備。授業の時間割決め等で忙しい時に、余計な仕事を増やしおって....
「あ、あと明日ちょっと金剪の谷借りるから」
金剪谷は現在「長」が荒れている為、立入禁止にしていた筈
理事長ならば問題ないだろう
......と対して気にも留めていなかった
翌日、正門には理事長のSDであるヤツと、見るからにひ弱な女子が立っていた
....彼女が例の用務員か?
2人は高台の方へ向かって行き、暫くすると破壊音が度々聞こえてきた
あの馬鹿力め.......学校で何をしている.......
が、関わりたくないので放っておく事にした
他の教員は何だ何だと興味津々
.....煩わしい
だが、今後の、新入生の飛行レース場を破壊されては堪らん。
懸念して様子を見にいく事にした
決して気になっている訳ではない。
ヤツに気づかれない様、上空から状況を確認した
どうやら暴れているのはヤツでは無く女の方らしい
動きが止まった女子はこちらに顔を向けた
「わあーーーーーーーーーーっ!!!!」
叫び声だけで圧がくる
反射的に女子の頭を殴っていた
「さっきから喧しい!!!粛にせんかぁ!!!」
女子は頭を抑え、目を丸くし私を見つめる
ぶっ。あははははははははは!!!
殴られておかしくなったのか?
腹を抱えて笑い始めた
「っはーー。笑ってごめんなさい。自分、無敵なんじゃないかと勘違いしちゃってたみたいです。今の、ちゃんと痛かったから安心しちゃって....」
なんだこいつは
「思わず笑っちゃいました」
「ダメですよカルエゴくん。キサさんは今特訓中なのですから」
離れた場所にいたはずのヤツが間に割って入ってきた
「オペラさん。大丈夫です。お陰様で色々楽になりました。カルエゴ先生?有難うございます」
「礼など結構。何の特訓かは興味ないですが、金剪谷は今、危険な場所なので早くお帰りください」
早口で捲し立てすぐさま去ろうとすると、まさかの女子が服の裾を引っ張ってきた
「ええい!離せ!!貴様とは関わらん!!!」
「待って待って!!!」
嫌な予感がする。直ぐ様この場から離れなければ。
ぐいっと服をひっぱり、無理矢理引き離す
「あーーーー!!!!」
女子はバランスを崩し自身を支えていた足が岩から離れてしまった
知るものか。ひと時も関わりたくないわ。
「落ちてたまるかーー!!!」
あろう事か体を捻り、岩を蹴り上げ、岩から岩へ飛び移った
「はーー。危ない危ない。」
「チッ。しぶとい。」
「キサさんその調子です」
「今ので何か掴んだ気がします!」
意気揚々と叫んだ女子は岩から岩へ飛び移り始めた
羽根は出していないが、軽やかな足取りで学校の方に向かっていく
「やはりキサさんは余計なアドバイスではなく、自分で考え身につけるやり方が合っている様ですね」
「カルエゴ君」
嫌な予感がする
「キサさんの事宜しくお願いしますね」
「断る!!!!!!」