空中散歩と落とし穴
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とりあえず降りよう
この高さはまずい
足を引っ掛けられる窪みを探り、少しずつ、
慎重に降りていく
「うう....」
さっきの投擲で腕の力を消耗したせいか、
手に力が入らなくなってきた
足よりも腕の力を使うぞこれ...
「はぁ、はぁ、はぁ、」
苦しい
その時
「ぅあっ!!」
手が滑ってしまった
〜〜〜〜ッ落ちる!!!
岩から手が離れ、反射的に太ももに力が入る
ビキッ
岩にヒビが入った
「はは、、は、、、」
幸い落ちることは無かったが、
自分がどんどん人間離れしている事実に悲しくなる
今、私の足は岩にめり込み、がっちりとハマっている
「........ふぅ〜〜〜〜」
やばい
大きく息を吐き、天を仰ぐ
...叫びたい
「わあーーーーーーーーっ!!!!」
溜まっていたものを、吐き出す様に
ただただ、叫んだ
私以外、誰もいないと思っていたのに
「さっきから喧しい!!!粛にせんかぁ!!!」
黒い人にゲンコツされた