はじまりと猫耳
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落下が止まった原因は、目の前の猫耳さんが受け止めてくれたお陰だった。
お姫様抱っこなんて産まれてこの方初めてなんですけどおおおおお!!!
「あああああの!!助けてくれて有難う御座います!!も、もう大丈夫なので降ろしてくださいぃ」
慣れない行為に恥ずかしさでいっぱいになった私は両手で顔を押さえながら猫耳さんに懇願した。
....が、降ろしてくれない。
寧ろ腕の力が強まってるような?
「体が震えていますよ?死にかけたのですからご無理はなさらない方が良いかと」
震えているのは恥ずかしいからです!!!
なんて、弁明する余地も無くそのまま移動する猫耳さん。
「あ、あのっ!死にかけただなんて大袈裟な...夢なんですから死にはしないですよ...」
「?」
立ち止まって私の顔をじっと見つめる猫耳さん。
「お言葉ですが....」
夢ではありませんよ?
....ん?