お部屋探しは巡り合わせと運次第
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「理事長見つかったし、俺帰るね。キサちゃんまたね♪」
オリアス先生はヒラヒラと手を振ると軽快に去っていった
オリアス先生の気配が去り、理事長が口を開く
「さて、と。キサちゃん。本当によくこんな場所見つけたねぇ」
「あ....入り口のアーチに、日本語、私の国の言葉が書いてあったので読み上げたらここに....」
「人間にしか解らない文字が、解除の呪文だったのですね」
「じゃあ....これはなんでしょう?」
先程オリアス先生に突っ込まれて気付いたのだが、見覚えのない指輪が左手の小指にはまっていた。
「オリアス先生は、これが鍵とおっしゃっていました...」
理事長はんー?と頭を捻りながら指輪を見つめた
「これにも複雑な魔術がかかってるみたいだねぇ」
でも、危険なものではないよ、と添えてくれた。
「認識阻害っていうのはね、一度認識された人には効かないんだ。だからこの場所の事を知っているのは僕らとオリアス君だけ」
「だから、これ以上この場所が他の悪魔達に知られない様、その指輪に追加の機能をつけよう。」
そう言って理事長は、指輪に人差し指を乗せた。
そして、人差し指から光が出たと思ったら、指輪に吸い込まれ消えた
「はい。これで良し。」
「どんな機能が追加になったのですか?」
「キサちゃんが隠れたいと思ったら透明になる魔術」
魔術万能だな!!!!
お家の出入りは気をつけててね。
入り口に監視魔具を設置しておくね。
何かあったらすぐ僕を呼ぶんだよ。
明日も来るからね。
理事長とオペラさんは急な用事が出来たとの事で、家を後にした。
去り際がまるで心配性の母親....。
「さて、と。」
先ずはこの家の設備確認と、買った物の整理から。
....の前に。。。
きゅるるるるる...
「何か食べなきゃ....」