お部屋探しは巡り合わせと運次第
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※オリアス視点
「はぁーあ」
授業で必要な、備品の下見に街に来た。
本当は部屋に引き篭もって居たいけれどしょうがない。
先生ってのは面倒だねぇ
「あ、あれ?」
目の前の店から出てきた女の子に視線を奪われる。
戸惑っているのか、周りを見渡し、あっちに行ったと思ったら踵を返して戻ってきた。
その様子は宛ら迷子。
だれかと逸れたのか?
普段なら気にせず放っておくが、何故だか目が離せない
気になる
立ち止まった女の子の目は潤んで今にも泣きそうな顔をしていた。
黙って見てられない
「あれ?そこのお嬢ちゃんどうしたのかな〜?」
突然話しかけられてポカンとしていたが、直ぐに切り替えて立ち去ろうとした
待った待った!!!
「ちょっ!ちょっと待ちなって!俺さっきから君を見てたけどさ、誰かと逸れちゃったんじゃないの?」
「関係ないですから!」
「まぁまぁ、俺のラッキーに任せてちょうだいよ」
彼女の話を聞くと、逸れたのは理事長らしい。
理事長と知り合いなんて、この子何者...?
まぁ、理事長なら探さなくてもすぐ見つかるだろ。
俺のあげた飴を頬で転がしながら隣を歩く初対面の女の子。
涙は無事に引っ込んだみたいだ。
「理事長と何の用事で街に出てきたの?」
「買い物と...住む所を探しに.....家が...遠いので学校の近くに住もうかと...」
何となく歯切れが悪い。考えながら、失言に気をつけながら答えている様だ。
「じゃあこのオリアス先生が占ってあげよう♪〜〜はいっ」
落ちている小枝を拾い、指を離す。
小枝はパタリと倒れた。
小枝が倒れた方を指差しながら
「こっちの方に、君が求めるものがある気がする〜♪」
彼女はめちゃくちゃ疑り深い目で小枝と俺を見比べてくる
......信じてないな
「まぁ、占いだから当たらない事もあるけど、今ここで悪魔学校の先生とお知り合いになれたのはラッキーじゃない?」
「なるほど」
そっちは信じるのか!
「君、面白いね」
面白いオモチャ、みーつけたっ⭐︎