嘘つきシンデレラ
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『寒い~!』
雪がちらつく真冬。
私は先月亡くなったおばあちゃんの家に来て荷物整理をしている。
2階建てで6LDKのこの家は、おじいちゃんがなくなった後おばあちゃんが守ってきた。
もしかしたら最後の住民のおばあちゃんが亡くなって、
この家もこの後自分がどうなるのか分かっているのかもしれない。
「ここは私やるから、サランは書斎片づけてきてー」
『分かった~』
2階から降りて1階の廊下の突き当りにある書斎に入る。
『わ、すご…』
18年間生きてきて、初めて入った書斎。
何千もの本を前にして、少し目がくらくらしてきた。
50音順に並んである小説に漫画、絵本、標本、図鑑、歴史本まで。
一体誰の趣味なんだ、幅広すぎでしょ。
『お母さーん。この本1冊1冊出してくのー?』
「段ボールに詰めていったらいいわ」
よし、と気合を入れて50音順の1番最初の方から何冊かとり、段ボールに入れていく。
長い道のりになりそうだ……。
雪がちらつく真冬。
私は先月亡くなったおばあちゃんの家に来て荷物整理をしている。
2階建てで6LDKのこの家は、おじいちゃんがなくなった後おばあちゃんが守ってきた。
もしかしたら最後の住民のおばあちゃんが亡くなって、
この家もこの後自分がどうなるのか分かっているのかもしれない。
「ここは私やるから、サランは書斎片づけてきてー」
『分かった~』
2階から降りて1階の廊下の突き当りにある書斎に入る。
『わ、すご…』
18年間生きてきて、初めて入った書斎。
何千もの本を前にして、少し目がくらくらしてきた。
50音順に並んである小説に漫画、絵本、標本、図鑑、歴史本まで。
一体誰の趣味なんだ、幅広すぎでしょ。
『お母さーん。この本1冊1冊出してくのー?』
「段ボールに詰めていったらいいわ」
よし、と気合を入れて50音順の1番最初の方から何冊かとり、段ボールに入れていく。
長い道のりになりそうだ……。
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