蝶ノ光
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待ちに待ったお昼の時間。
私は仁王、丸井、百合とともに食堂にいた。食堂を利用する人は結構多く、人で溢れかえっている。看板を見ると、パスタやカレー、牛丼など様々な品があった。
どれも美味しそうで、何を頼もうか悩むこと数分。
「どれにしようかな」
「味噌ラーメンとかオススメだよ~」
「ふむふむ。……ん?」
百合に勧められたメニューを見ていると、食に詳しそうな丸井が反応を示さなかったことに気づく。
不思議に思って顔を後ろに向けると、彼はどこか遠くを見つめていた。まるで誰かを探しているかのように。
そのまま観察していると、目的の人物が見つかったのかパッと嬉しそうな表情をし、人混みの中へ消えてしまった。
「えっ、丸井くん!?」
「どうしたんじゃ」
「いきなり丸井くんがあっちへ走っていっちゃって……」
丸井が走っていった方向を指しながら説明する。指した先に仁王は視線を向けると、納得したかのように頷いた。
「……ああ、ジャッカルぜよ」
「ジャッカル……?」
「男テニのレギュラーだよ! いや~、時雨も大変だねぇ。ジャッカルから逃げきれるかな」
百合がしみじみしながら言う。
逃げきれるとはどういうことなのか。
ちなみに百合は鬼ごっこに参加せず、今度私が女テニへ見学に行くことになった。
あれこれ考えていると、丸井がスキンヘッドの人を連れて戻ってきた。
「悪い、ジャッカルが見えたから連れてきた。時雨、昼飯奢ってやるよ。……ジャッカルが!」
「俺かよ!!」
「ええと」
「昼飯より先にまず自己紹介が先ナリ」
「そうだな。ジャッカル桑原だ。……たしか白石さんだったか」
「うん、私は白石時雨。よろしくね」
「ああ、よろしく」
挨拶とともに手を差し出されたので、私も差し出して握手をする。
先ほど百合が『逃げきれるかな』と言っていたが、いまいちピンとこない。持久戦が得意ということなのか。
「そうそう、ジャッカルは俺のダブルスパートナーで、四つの肺を持つ男って異名があるんだぜぃ」
「肺活量がすごいってこと?」
「あ~、ジャッカルの守備、……んぐっ」
解説しようとした百合の口を丸井が手で塞ぐ。彼女は息が苦しいのか、若干顔が赤い。
「それはマネージャーになってからのお楽しみ!」
柳生と仁王がダブルスを組んでいたり、立海テニス部は興味深い。
他にはどんな選手がいるのだろう。少しマネージャーをやってみたいと思ったのは秘密だ。
その後、ジャッカルも含めて五人で昼食をとることになった。
「白石さんは何が食べたいんだ?」
初対面なのにジャッカルは奢ってくれるという。悪いと思い断ろうとすると、彼は遠慮するなと笑った。私はその好意に甘え、味噌ラーメンを注文するのであった。
これが四つの肺を持つ男、ジャッカル桑原との出会い。
私は仁王、丸井、百合とともに食堂にいた。食堂を利用する人は結構多く、人で溢れかえっている。看板を見ると、パスタやカレー、牛丼など様々な品があった。
どれも美味しそうで、何を頼もうか悩むこと数分。
「どれにしようかな」
「味噌ラーメンとかオススメだよ~」
「ふむふむ。……ん?」
百合に勧められたメニューを見ていると、食に詳しそうな丸井が反応を示さなかったことに気づく。
不思議に思って顔を後ろに向けると、彼はどこか遠くを見つめていた。まるで誰かを探しているかのように。
そのまま観察していると、目的の人物が見つかったのかパッと嬉しそうな表情をし、人混みの中へ消えてしまった。
「えっ、丸井くん!?」
「どうしたんじゃ」
「いきなり丸井くんがあっちへ走っていっちゃって……」
丸井が走っていった方向を指しながら説明する。指した先に仁王は視線を向けると、納得したかのように頷いた。
「……ああ、ジャッカルぜよ」
「ジャッカル……?」
「男テニのレギュラーだよ! いや~、時雨も大変だねぇ。ジャッカルから逃げきれるかな」
百合がしみじみしながら言う。
逃げきれるとはどういうことなのか。
ちなみに百合は鬼ごっこに参加せず、今度私が女テニへ見学に行くことになった。
あれこれ考えていると、丸井がスキンヘッドの人を連れて戻ってきた。
「悪い、ジャッカルが見えたから連れてきた。時雨、昼飯奢ってやるよ。……ジャッカルが!」
「俺かよ!!」
「ええと」
「昼飯より先にまず自己紹介が先ナリ」
「そうだな。ジャッカル桑原だ。……たしか白石さんだったか」
「うん、私は白石時雨。よろしくね」
「ああ、よろしく」
挨拶とともに手を差し出されたので、私も差し出して握手をする。
先ほど百合が『逃げきれるかな』と言っていたが、いまいちピンとこない。持久戦が得意ということなのか。
「そうそう、ジャッカルは俺のダブルスパートナーで、四つの肺を持つ男って異名があるんだぜぃ」
「肺活量がすごいってこと?」
「あ~、ジャッカルの守備、……んぐっ」
解説しようとした百合の口を丸井が手で塞ぐ。彼女は息が苦しいのか、若干顔が赤い。
「それはマネージャーになってからのお楽しみ!」
柳生と仁王がダブルスを組んでいたり、立海テニス部は興味深い。
他にはどんな選手がいるのだろう。少しマネージャーをやってみたいと思ったのは秘密だ。
その後、ジャッカルも含めて五人で昼食をとることになった。
「白石さんは何が食べたいんだ?」
初対面なのにジャッカルは奢ってくれるという。悪いと思い断ろうとすると、彼は遠慮するなと笑った。私はその好意に甘え、味噌ラーメンを注文するのであった。
これが四つの肺を持つ男、ジャッカル桑原との出会い。