森田ひかる
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あああああああ、絶対めんどくさい。
もうやだ。
『ひかるさんお風呂先入ってくだい、その間にご飯作っておきます。』
森田「わー、ありがと。ご飯何でもいいからね。」
『わかりました。』
なんかできる嫁をもらった気分だ。
お風呂に入りながらゆっくり考えよう。
森田「んーーー、なんかもう普通に言おう。」
ご飯が楽しみすぎて30分ほどでお風呂を上がるといい匂いがしてきた。
『おかえりなさい、頭乾かしましょうか?』
森田「じゃーお言葉に甘えて。」
頭を乾かしてもらってリビングに戻ると肉じゃがと唐揚げ、その他にも軽めのおかずが用意されていた。
久しぶりだこんなまともな食事は。
しかも唐揚げとあったらあれがないとあれが、いややめよ。
今から天ちゃんたちくるんだった。
森田「おいしそー!早く食べよう!」
「『いただきます。』」
森田「うん!めっちゃおいしいよ!」
『良かったです。そういえばお友達はいつくるんですか?』
森田「んーあと1時間くらいじゃないかなー。あ、あと話合わせるのやめた。」
『それは大丈夫ですけど。』
森田「でもさ、他人に話してほしくもないでしょ?だからとりあえず一緒に住むことになったってゴリ押しでいく。」
『私は話してもらっても構いませんけど、、ひかるさんのお友達なら。』
森田「ほんと?悪い人たちじゃないから絶対に。」
『私はひかるさん信用してるので。』
森田「そっか。」
他愛もない話をしながらご飯を食べてお風呂に入りに行った名前。
流石に食器洗いまでさせられないし今やってるんだけど、まさかの洗剤新品ていうね。
どんだけ自炊してないんだろ、、。
森田「さてとー、待ってますかー。」
ピンポーン
うわ、本当にきた。
森田「名前お風呂あがっとらんし、、。一旦お風呂場行ってと。」
お風呂場
森田「名前ー、もうあがる?」
『はい、もう出ます。来ちゃいましたか?』
森田「そうそう、あげちゃうよ?」
『全然大丈夫ですよ。』
ピンポンピンポン!ピンポーン!
森田「今開けるわ!」
玄関まで行き一応確認するとやっぱり3人ともいた。
はぁ、、、。
森田「はいどーぞ。」
山﨑「よ!ひかる!」
田村「よ!笑」
藤吉「よ。」
森田「玄関で済むならここ、」
山﨑「そんなの無理ー!あがりまーす。」
田村「ごめんなひぃちゃん、保乃1回は止めたんやで?」
森田「もういいよ、、全部話すよ。」
藤吉「楽しみやなー。」
リビング
森田「ここで待っとって、ちゃんと話すから。」
山﨑・田村「はーい。」
藤吉「保乃もノリノリやん。」
とりあえずもう1回脱衣所に行くと頭を乾かしており、もうすぐで終わるとのこと。
森田「本当にごめんね。」
『いえ、ひかるさんが謝ることなんて何もありませんよ。』
森田「みんなリビングで待っとるけ行こうか。」
『はい。』
森田「お待たせし、、。」
山﨑「誰この子!」
藤吉「こら天!」
『、、っ!(ビクッ!)』
森田「ストップ!一旦座るので。」
『は、初めまして、、。』
森田「質問は1人1個です。」
勢いがすごくてびっくりしてしまった。
でも悪い人な感じはしない、特にこの髪が長い可愛らしい人。
それにしても隣のボブくらいの人どこかで、、。
田村「じゃー保乃からー!お名前はー?」
『名前です。』
田村「名前ちゃんかー。保乃は保乃です!」
『保乃さん、よろしくお願いします。』
森田「はい次。」
山﨑「あ、天です。ひかるとはどういう関係ですか!」
どういう関係、、。
居候?かな。
森田「自分で言う?」
『はい、、居候させてもらってます。』
山﨑「居候!?付き合ってるとかじゃなくて!」
『あ、違います。色々ありまして家がないのでここに、、。』
田村「じゃあ赤の他人?」
『そうですね。』
山﨑「ほ、本当ですか?」
『、、?はい。』
なぜこんなに問い詰められるんだろう、怪しいは怪しいけど。
え、なんかすごい見られてるし。
どうしようひかるさん。
森田「ん?」
『あ、いえ。』
藤吉「じゃあ夏鈴はなー、夏鈴のこと覚えてる?って聞こうかな。」
森田「は?」
『、、、やっぱり夏鈴ちゃんだよね?』
藤吉「急にいなくなってごめんな?あの時引越してん。」
山﨑「ストップ!どゆこと?」
藤吉「んー?あのなー、、。」
やっぱりそうだ、どこかで見たことあると思ったはずだ。
まだお母さんが亡くなる前にたまに公園で遊んでくれてたお姉ちゃんみたいな人。
懐かしいな、、。
まさか覚えてくれてたなんて、急にいなくなっちゃったけどまたこうして会えるなんて思ってなかった。
藤吉「とまぁ、こういう感じで。」
山﨑「えー!だからさっき見た時タイプって言ってたの?」
藤吉「天ばかやな、、、ほんまに。」
森田「さっき見たってなに?ん?」
田村「やってもうたな天ちゃん。」
山﨑「いやそれはそのー、、たまたま見かけたんだって!ほんとほんと!」
藤吉「間違ってないで、ほんとに遠くから見えただけ。」
森田「まぁ夏鈴が言うなら、、まさかとは思うけど着けて来たわけじゃないよね。」
田村「なわけないやーん!」
この保乃さんて人嘘つくの苦手なんだろうな。
すごい顔に出てる、面白いし美人だしひかるさんのお友達はすごい人ばかりだ。
ひかるさんには頭が上がらないな、住ませてくれて夏鈴ちゃんにも会えて。
当の本人はすごい不機嫌そうだけど。
田村「ひぃちゃん顔怖いでー。」
森田「、、ちょっかい出さないでね。」
藤吉・山﨑「はーい。」
そりゃ顔も怖くなりますよ!ええ!
特に夏鈴は本当にちょっかい出しそうだし、、いや別に好きとかじゃなくてさ?
なんかこう保護者のような目線な訳ですよ。
夏鈴には保乃ちゃんいるから大丈夫だと思うけど。
はぁ、、タバコ吸いたい。
そういえば買うの忘れたし今この状況で家に置いてはおけないし、連れ出させてくれるわけもない。
藤吉「ひかる吸いたいんやろ。」
森田「バレた?」
藤吉「買いに行ったらええやん。」
森田「この状況で行けると思う?」
藤吉「保乃と一緒にいさせれば?天は連れ出すよ。」
森田「いや普通に帰ってくれればええんやけど。」
藤吉「まだまだこれからやろ?夏鈴も久しぶりに会えたからもっと話したいし。」
藤吉「天コンビニ行こ、好きなもん買ったるから。」
『ひかるさんも行くんですか?』
森田「うん、名前も行く?」
『いえ、まだやらなきゃいけないことがあるので。』
森田「わかった。保乃ちゃん一緒にお留守番頼んでもいい?」
田村「ええでー!行ってきー!」
なんか良いように言いくるめられた気がするけど一緒にいるのは楽しいし、名前も意外と話せてるから問題ないか。
藤吉「どういう意図で家に引きずり込んだわけ。」
森田「家で色々あったみたいでその時たまたま知り合ってそれでなんか。」
山﨑「ひかるが人格者になるなんて、、。」
藤吉「大事にしてるんやね。」
森田「うん。なんか名前はほっといたら消えそうだから。」
山﨑「そんな感じしないけどね。」
藤吉「元は明るくていい子やったからな。」
夏鈴が私より名前のことに詳しいのなんかムカつくけどしょうがない。
夏鈴も意外と保護者目線なのかもしれない。
コンビニに寄って天ちゃんのお菓子と私と夏鈴のタバコ、お留守番をしてくれてる2人にアイスを買って帰って行くと2人は仲良くテレビを見ていた。
『おかえりなさい。』
森田「ただいま名前、アイス買ってきたけど食べる?」
『いただきます。』
田村「保乃ももーらいっ!」
藤吉「保乃と天ちょっといい?」
帰ってくるなり夏鈴は保乃ちゃんと天ちゃんをベランダに呼び出して話をしていた。
いつになったら帰るんやろ、、。
森田「疲れた?」
『少しだけ、でも苦じゃないです。」
森田「なら良かった、名前が良ければ仲良くしてあげて。」
『私なんかがいいんですかね、、。』
森田「すぐそうやって自分を下げようとする、私もそうだけど名前だからみんな話したいんだよ?」
『でも私会話とか上手くないし、慣れてないから。』
森田「大丈夫、ちゃんと話せてる。ね?」
ぽんっと頭に手を乗せて撫でてあげるとびっくりしたような顔をされた。
あ、急に触ったのまずかったかな、、苦手な人もいるしやっちゃったかな。
森田「ごめ、、ってええ!?なんで泣いてると!」
『いやっ、、こういうのもう久しぶりだったので、なんか、、すみません。』
森田「嫌とかじゃないと、、?」
『全然!むしろ嬉しいです、、。』
森田「、、か、いいやいかん。言ってくれたらなんでもするよー。」
『は、はい、、、じゃあそのもう1つだけ。』
恥ずかしそうに下を向いていた名前は顔をあげて、もじもじしながらお願いしてきた。
藤吉「ごめんひかる、、ってお邪魔やな。」
田村「せやな。」
山﨑「えー、もう帰るのー?」
田村・藤吉「「見てみ。」」
山﨑「あ、、2人ともくっつきながら寝てる。」
藤吉「やろ、帰るで。」
山﨑「ほーい。」
続