田村保乃
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2024年10月21日の朝
今日は保乃の26回目の誕生日。
自分へのご褒美!なんてことはできんくて今日も頑張って仕事してます。
すごいありがたいことなんやけどな?
『保乃ちゃん!』
田村「おー名前ー、おはよ。」
『誕生日おめでと!』
田村「ん!ありがとう〜。」
『今日お仕事何時に終わるの?』
田村「んー、最後が配信なんやけど終わって支度して家着くのは23時半くらいかな。」
『わかった!起きて待ってる!』
この子は可愛い可愛い櫻坂の末っ子ちゃん、そして保乃の恋人苗字名前ちゃん。
朝から元気にお祝いの言葉をくれてもう保乃はにっこりになって、今日も1日頑張ろって思わせてくれる。
『ねね!お祝い1番だよね!』
田村「残念、今年の1番はひぃちゃんやったで笑。」
『え、、、。』
田村「保乃悲しいなー、名前から1番にお祝いしてほしかったなー。」
『ごめん、、。』
ちょっとからかおうと思って意地悪なことを言うと名前はしょぼんとしてしまって、なんだか申し訳なくなる。
頭をぽんぽんと撫でて「嘘やで〜。」と笑いながら言うけど意味はなかったみたいで、お口はへの字のままや。
田村「名前嘘やって!名前からの言葉が保乃1番嬉しいで?」
『ほんと?』
田村「ほんまに、ほらそんな顔せんでお仕事行こ!」
『うん。』
今日は名前と一緒に撮影をした後に、選抜メンバーでのダンス練習と練習動画の撮影があってそこからテレビでの生放送。
ここまでは一緒のお仕事なんやけど、保乃はそこから写真集の生配信があって少しの間名前とは別行動になってしまう。
ちょっと寂しいけど、それが終われば好きなだけ一緒に居れるから頑張らなんとな!
「「「「お疲れ様でしたー!」」」」
テレビでの生放送が終わり、保乃はすぐ着替えて別のスタジオに行く。
相変わらず朝のことを引きずっているのか、名前はなんかしょぼん顔。
田村「お家で待っててな?」
『うん、待ってる。』
田村「もうー、嘘やって言ったやろ?」
『わかってるけど、、。』
田村「ほらおいでー。」
『ん!』
思いっきりぎゅーっとしてあげると顔はもうふにゃふにゃで、いつもの名前に戻ってよかったと思う。
『配信見るね!』
田村「見てな〜。」
配信が終わって車に乗ったのが22時半で、そこから家に着いたのは23時過ぎだった。
ドアを開けてお出迎えを期待していたのだが、足音や物音すらしない部屋に疑問を覚えた。
田村「名前〜、、って寝とるやん笑。」
寝室のドアを開けると、ベッドで寝ている名前。
スマホが顔に倒れていて、きっと配信見てて寝ちゃったのかなーと思った。
目の前にしゃがんで少し布団を捲ると可愛いお顔がよく見えて、思わず笑ってしまう。
田村「今日いっぱいお仕事あったもんなー、お疲れ様。」
一声かけてお風呂に入り脱衣所でパジャマに着替えていると、リビングが急に騒がしくなる。
起きたんだろうなと思ってすぐに戻ると、名前がやってしまったと言わんばかりの顔でこちらを見ている。
田村「どうしたん?」
『保乃ちゃああああん!』
田村「おぉ、なんかあったん?」
『ごめん寝ちゃったあああああ!』
田村「なんでそんな泣きそうなん〜。」
『保乃ちゃんの誕生日終わっちゃった、、ケーキもプレゼントも用意したのに。』
んんん、、可愛い。
可愛すぎん?保乃の彼女。
あげへんで?
疲れて寝ちゃって起きたと思ったら、日付が変わってしまっていて全力で謝ってくる。
田村「誕生日すぎたらくれへんの?保乃名前からのケーキもプレゼントも欲しいで。」
『持ってくる!』
寝室へ戻り、大きな大きな袋を持ってきた。
何が入ってるんやろ。
『これ!』
田村「開けてもええ?」
『うん!』
紐を解くと中から出て来たのはパンダのぬいぐるみ。
モフモフで抱きしめたくなるような可愛いぬいぐるみ。
田村「こんなに大きのええの?」
『うん!お家いれないときに保乃ちゃんが寂しくないように!』
田村「ありがとう名前、ん〜!ふかふかやな〜!」
『ケーキもね、本当は作りたかったんだけど時間なかったから美味しいの買ってきた!』
田村「名前が帰って来たら食べような。」
『うん!食べるー。』
田村「ほなお布団行こなー。」
『うわっ。』
もらったぬいぐるみソファーに置いて名前の体を抱っこする。
身長は保乃より高いけど、いざ持ち上げると軽すぎてびっくりしちゃう。
『保乃ちゃん寝ないの?』
田村「んー?お布団行こうとは言ったけど寝るって言ってないやろ?」
『え?』
田村「もー1個プレゼントもらうな。」
3日後
森田「おはよー、、どうした!?」
田村「保乃もわからへん。」
『保乃ちゃんのばか!』
田村「もうなんなーん!」
『保乃ちゃんぬいぐるみばっか、、。もう知らない!ひかるちゃんといるから、いこひかるちゃん!』
森田「ちょっと、、!」
もらったぬいぐるみが気に入りすぎてずっと離さなかった保乃は、名前からしばらく近付くなと言われました。
保乃はひぃちゃんに甘えている名前を見ながら、これからより愛情を伝えようと思いました。
終
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