女子力針鼠
ソニックは窓の外を見て、ため息をついた。
空にはどんよりとした雲が広がっている
今日は蒸し暑いから、ホロスカにでも走りに行こうと思ってたのに…
そういや、今日の天気予報は大雨だったな…
走るのは諦めるか、と考えていた時
「? シャドウ?」
シャドウがソニックの家に向かって歩いていた。
でも…なんか、フラついてるな
オレの家に来るのは間違いないし、行ってみるか。
ソニックはすぐ走り、
「Hey, シャドウ、風邪でもひいてるのか?」
「…」
シャドウは何も言わないが、彼のぼんやりとした顔と咳でソニックは察した。
シャドウを支えて歩き、すぐにベッドに寝かせると
間一髪、大雨が降り始めた。
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