VAMPIRE SERIES

『VAMPIRE:3』後編-07
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……

メタルソニックが突っ立ったまま動かない。

「どうしたんじゃ!さっさと行かんか!」

メタルソニックは気付いたのだ。
主が、いつもの主と違う事に
ソニックは見抜き、

「メタル、先に行かせてくれないか?」

メタルソニックは、ソニックを見た。

「やる事があるんだ。上手くいったら、エッグマンも元に戻るハズさ」
「エッグマンはヴァンパイア化してるんだぜ?朝を迎えたら消滅しちまうぞ!」

シャドウは黙ったまま、メタルソニックの様子を観察した。

「こうなったらワシが直接…」

メタルソニックはソニック達からエッグマンに目を移すと、黙ってエッグマンを壁に押さえつけた。

「な、何するんじゃ!? 故障か!?」

メタルソニックはこちらを見ないが、「早く行け」と言っているように見えた。

「Thanks, メタル!」

ソニック達はぎゃあぎゃあ喚くエッグマンをメタルソニックに任せ、先にあるマシンに急いだ。

「これがそのマシンだな」
「カオスエメラルドも全部揃ってるぜ」
「だが、カオスエメラルドの接続部分が破壊されている」
「…OK, じゃあ、オレがスーパー化して…あの雲の中で直接カオスコントロールすれば解決
「解決するワケねえだろ!オマエはどうなるんだ!?」
「何とかするさ」

ソニックはフラつきながら苦しそうな呼吸で笑った。

「今はのんきに考える時じゃねえだろ!シャドウ、オマエ代わりに
「ヴァンパイア化している僕がスーパー化するのは危険だ。感覚が狂って取り返しがつかなくなる」
「Don't worry. オレは
「ソニック」

ナックルズは深刻な顔でソニックを見る

「…無茶するなよ」

分かってるさ。
スーパー化する時点で無茶ってことくらい。
ナッコーズだって、そんな事分かってる。
でも、やるしかない。
これしかチャンスは無いんだ。

ソニックは何とか呼吸を落ち着かせ、

「オレに任せときな」

真剣な目で笑った。

ソニックとナックルズは拳を合わせた。
すると、ナックルズが急に苦しみ出して倒れ込んだ。

「ナッコーズ?? どうし…っ!」

ソニックは察した。
もう日の出なのか
シャドウを見ると、こちらを見る余裕も無さそうで、苦しそうな表情で震えていた。

「死ぬなよ!すぐ元に戻してやるからな!」

ソニックはスーパー化し、建物を突き破って飛び出した。
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ぱちぱち