VANPIRE


真っ青な突風が吹いた。
木がぐにゃりと曲がり、草は反るように割れ
ソニック・ザ・ヘッジホッグは走り続けていた。
彼の目はキラキラ輝いていた。
まるで楽しい事を見つけた子供のように。

そう、スカージが脱走したと聞いたのだった。

スカージを捕まえ続けただけあって、彼は簡単に見つかった。
行きそうな場所には既に検討がついていたのだった。
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ぱちぱち