本体はメガネでした。
寒く雪が降る季節が過ぎ、
日差しが暖かい季節がやってきました。
外はまだ風が冷たいので、クリームとチーズ、エミーの3人が、エミーの家で日向ぼっこをしていた。
そんな時、
「エミー!」
「テイルス?どうしたのよ、そんなに慌てて」
テイルスは呼吸を落ち着かせる間もなく、
「エミー、ソニックにメガネをプレゼントした??」
「メガネ?……した覚えは無いけど…どうしたの?」
「やっぱり…!」
テイルスは慌てた様子で通信機を操作すると、
「ナックルズ!やっぱり罠だよ!」
「テイルスさん、どうしたんデスか??」
「チャオ??」
クリームとチーズが心配そうにテイルスを見た。
テイルスはなんとか呼吸を落ち着かせると、
「…今朝、エミーの名前でメガネが届いたんだよ」
「ええ!? あたし送ってないわよ!?」
「うん。…それで、ソニックがかけたら、なんか様子がおかしいんだ。…説明するより見た方が早いよ!」
「分かったわ。クリームとチーズはここにいて」
エミーはクリームとチーズを置いて行こうとするが、
「嫌デス!ソニックさんが心配デス!」
「チャオ、チャオ!」
エミーのスカートにしがみついて離れない。
エミーはクリームを撫で、
「分かったわ。…でも、ムリはしちゃダメよ?」
「はいデス!」
「チャオ!」
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