用語解説

今回はセイル(帆)とマスト(帆柱)についてです。

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・ほ【帆/sail】
1. 帆船の推進力を生み出す船具。
2. 大きく縦帆と横帆にわかれ、その中にもたくさん種類がある。
3. 帆の数や張り方は船の型によって違う。

・ほ - ばしら【帆柱/mast】
1. 帆を張る柱。
2. 基本的に3本。
3. 3本の場合、前からフォアマスト、メインマスト、ミズンマスト。

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作中は英語表記を基本としているので、帆は「セイル」、帆柱は「マスト」として表現しています(たぶん)

「帆」(セイル)は、大きく横帆(おうはん)と縦帆(じゅうはん)の2種類に分かれます。この「帆」を張るのが「帆柱」(マスト)です。厳密には帆柱から伸びたヤードやブームという部分に取りつけます。このヤードやブームを時計の針のように回すことで、帆の向きを変えます。

とりあえず横帆は長方形の横長な帆、縦帆はヨットの帆っぽい形をしていると思っていただければ大丈夫です。ウィキペディアに画像があるので、よろしければご覧になってみてください。

*帆 - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%86

ちなみに、横帆がメインの船を横帆船(おうはんせん)、縦帆がメインの船を縦帆船(じゅうはんせん)と呼びます。
この船の型も帆と同様、さらに細分化されます。バーク、バーケンチン、ブリガンティ、スクーナーなど、いろいろあります。

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帆柱は1本の船もあれば、4〜5本の船もあります。作中の船は基本3本です。
3本の場合、前からフォアマスト、メインマスト、ミズンマストと呼びます。
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