後書き
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面倒くさい摩訶不思議な現象、術師や特殊な物に任せて解決しがち。
袁紹は若い頃からの縁を大切にするイメージがあり、また一般の女の子をそういう特殊な縁なしには好きにならないような気がして、長い付き合いにするためにファンタジックな設定をつけました。
8の袁紹を見ていて思ったんですが、彼って身内にとことん優しいですよね。色んな異なる意見が出たら『それも最もである』とか言って、ちゃんと聞いた上で比較考量する。自分の確固たる意見、特に名族の誇りに起因するものがあればばっさりと切り捨てますが、そういう特殊な状況でなければかなりの度量を発揮していてびっくり。人に慕われていたというのは史実からも来ていますが、それを表しているんでしょうか。
今回は第二の人生をテーマに書きました。夢主は袁紹より約10歳下の設定で、初めて会ったのが夢主小学生、袁紹20過ぎのとき。そこから長い付き合いを経て、絆を培ってきた想定です。好きになったとしても遠く届かない存在、ただの恋だけでは続かないでしょう。家族愛半分、異性愛半分です。愛しく思う女を他の男に奪われ、しかし祖母とした『幸せになるまで見守る』という約束を果たそうとする袁紹。いい男ではないですか。
袁紹の他のキャラと違うところは正に矜持にあると思っています。他のキャラは大抵主君であったり、武であったり、何らかの拠り所を抱いていますが、袁紹は己そのものに矜持を持っている。その矜持を体現するために、恥じない生き方をする。そういうところが好きです。
夢主はもう疲れ切っていて夫の前では怒りも悲しみもしないんですよね。感覚が麻痺しているから、しようと思ってもできない。だけど袁紹には飛び掛かるくらいブチ切れるし、いないと寂しくて泣いてしまう。世界はそれを愛と呼ぶんだぜ。
ちなみに官渡の戦い時点で袁紹は40後半〜前半くらいらしいです。それでナンバリングの髪の色はちょっと白過ぎないか?
ナンバリングの袁紹とオリジンズの袁紹、どっちも好きなので分けて書くことにしました。前半はコミカルなナンバリング、美容室に行って髪を染めた描写のあとはオリジンズのつもりで書いています。
ナンバリングの袁紹には無理だけど、オリジンズの袁紹なら女が泣き止むまで黙って胸を貸せるし、全部自分のせいにして相手を守れるし、無言のままに温かな愛をくれると思います。またしても面白いナンバリングと格好いいオリジンズの欲張りパックです。いいとこ取り。
おばあちゃんは魔女ではありません。鏡が繋がったのは、三国時代で呪術師がなんたらかんたらして、偶々おばあちゃんが持っていた鏡に連結された、という風に思って頂ければと。ある日突然鏡に人が映った時、おばあちゃんも袁紹も悲鳴を上げた、という裏話もあるといいなと思っています。今回は鏡を第一テーマとしていますが、第二テーマは『希望』で書きました。夢主が『魔法』と捉えているのは全て人生を楽しむための『希望』です。クッキーが美味しくなる喜び、口紅をつけて背伸びしたい女の子の気持ち、蝉が羽化するときの美しい成長。そして、父母を喪い、最愛の祖母を亡くして尚、明日からの人生が楽しいものになると信じる心。不運に見舞われながらも、日々の彩りを、人の愛を感受性豊かに受け取り、自らの幸せと感じられる能力。それこそが夢主がおばあちゃんから受け継いだ『魔法』です。
永遠の孤独に陥ったときも、もう一人の自分は言う、『確かに幸せだった』と。袁紹ではない、真に鏡写しの、自分自身がそう考える。一人になっても希望を持ち続ける強さが芯にあるからこそ、物語はハッピーエンドを迎えられます。
小説本編よりCSSに気合を入れてしまいました。測ってみたら2,000文字強、100行超え。袁紹だけ気合を入れていて于禁と法正に申し訳が立たぬ(?)と思って慌てて他の長編にも背景とタイトルの画像を入れました。
50の袁紹と40の夢主。酸いも甘いも味わった二人が織り成すロマンス。楽しんで頂ければ幸いです。
お読み下さりありがとうございました!
袁紹は若い頃からの縁を大切にするイメージがあり、また一般の女の子をそういう特殊な縁なしには好きにならないような気がして、長い付き合いにするためにファンタジックな設定をつけました。
8の袁紹を見ていて思ったんですが、彼って身内にとことん優しいですよね。色んな異なる意見が出たら『それも最もである』とか言って、ちゃんと聞いた上で比較考量する。自分の確固たる意見、特に名族の誇りに起因するものがあればばっさりと切り捨てますが、そういう特殊な状況でなければかなりの度量を発揮していてびっくり。人に慕われていたというのは史実からも来ていますが、それを表しているんでしょうか。
今回は第二の人生をテーマに書きました。夢主は袁紹より約10歳下の設定で、初めて会ったのが夢主小学生、袁紹20過ぎのとき。そこから長い付き合いを経て、絆を培ってきた想定です。好きになったとしても遠く届かない存在、ただの恋だけでは続かないでしょう。家族愛半分、異性愛半分です。愛しく思う女を他の男に奪われ、しかし祖母とした『幸せになるまで見守る』という約束を果たそうとする袁紹。いい男ではないですか。
袁紹の他のキャラと違うところは正に矜持にあると思っています。他のキャラは大抵主君であったり、武であったり、何らかの拠り所を抱いていますが、袁紹は己そのものに矜持を持っている。その矜持を体現するために、恥じない生き方をする。そういうところが好きです。
夢主はもう疲れ切っていて夫の前では怒りも悲しみもしないんですよね。感覚が麻痺しているから、しようと思ってもできない。だけど袁紹には飛び掛かるくらいブチ切れるし、いないと寂しくて泣いてしまう。世界はそれを愛と呼ぶんだぜ。
ちなみに官渡の戦い時点で袁紹は40後半〜前半くらいらしいです。それでナンバリングの髪の色はちょっと白過ぎないか?
ナンバリングの袁紹とオリジンズの袁紹、どっちも好きなので分けて書くことにしました。前半はコミカルなナンバリング、美容室に行って髪を染めた描写のあとはオリジンズのつもりで書いています。
ナンバリングの袁紹には無理だけど、オリジンズの袁紹なら女が泣き止むまで黙って胸を貸せるし、全部自分のせいにして相手を守れるし、無言のままに温かな愛をくれると思います。またしても面白いナンバリングと格好いいオリジンズの欲張りパックです。いいとこ取り。
おばあちゃんは魔女ではありません。鏡が繋がったのは、三国時代で呪術師がなんたらかんたらして、偶々おばあちゃんが持っていた鏡に連結された、という風に思って頂ければと。ある日突然鏡に人が映った時、おばあちゃんも袁紹も悲鳴を上げた、という裏話もあるといいなと思っています。今回は鏡を第一テーマとしていますが、第二テーマは『希望』で書きました。夢主が『魔法』と捉えているのは全て人生を楽しむための『希望』です。クッキーが美味しくなる喜び、口紅をつけて背伸びしたい女の子の気持ち、蝉が羽化するときの美しい成長。そして、父母を喪い、最愛の祖母を亡くして尚、明日からの人生が楽しいものになると信じる心。不運に見舞われながらも、日々の彩りを、人の愛を感受性豊かに受け取り、自らの幸せと感じられる能力。それこそが夢主がおばあちゃんから受け継いだ『魔法』です。
永遠の孤独に陥ったときも、もう一人の自分は言う、『確かに幸せだった』と。袁紹ではない、真に鏡写しの、自分自身がそう考える。一人になっても希望を持ち続ける強さが芯にあるからこそ、物語はハッピーエンドを迎えられます。
小説本編よりCSSに気合を入れてしまいました。測ってみたら2,000文字強、100行超え。袁紹だけ気合を入れていて于禁と法正に申し訳が立たぬ(?)と思って慌てて他の長編にも背景とタイトルの画像を入れました。
50の袁紹と40の夢主。酸いも甘いも味わった二人が織り成すロマンス。楽しんで頂ければ幸いです。
お読み下さりありがとうございました!
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