後書き
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于禁殿の正規ルートをテーマに考え始めました。
于禁殿のお相手は真っ直ぐでしごでき、三国時代の淑やかな女性とは正反対の破天荒さでタフ、でも想う気持ちは誰にも負けないという風でいて欲しかったです。
今作は出会いから樊城の戦いまで10年掛かる想定で、歴史を調べるところから始めました。ちょうどいい所に長坂の戦いがあって良かった。夢主は20歳のときにトリップした設定ですが、元いた世界の半分を魏で過ごしてやっと残ることを決断するかなと思いまして。2,3年じゃ無理ですよね。
全体を通して『好き』『恋』『愛』等の言葉は禁止というマイルールを設定しました。三国時代の恋愛の仕方を調べたところ(そもそも自由恋愛は殆ど無かったようなのですが)、直接的に言葉にするのは避け、文や詩で伝えていたようなので、今回はそれを採用しました。于禁殿はそこらへん得意ではなさそうですが、上流階級の嗜みとして学んだことはあるといいな。
【夢幻から罰まで】
絶対于禁殿は夢主を処したがるだろうなと思いました。怪しい上に呪術も信じられていた時代、間違いなく危険視するだろうなと。
曹操がめちゃめちゃ快楽主義なのは、そうじゃないとこんなに怪しい人間を受け入れてくれないだろうなと思ったためです。国の行く末を安泰に守るか、己の欲望に従ってちょっと危うい道を通るか、人生で遊んでいるとでも言いますか。
支部か何かで読んだのですが于禁殿は雪国出身らしいですよ。元の肌も白くても似合いそうだし可愛いね。小さい頃は雪だるま作ったりしてたのかな。
夢主のキャラクターの呼び方がブレブレなのは于禁に怒られているからです。様をつけろと言われて、于禁の前では皆『様』付け、いないところで仲がいい人=李典や郭嘉に対しては『さん』付け、脳内では于禁に対して『殿』付けです。でもこれ夢主を守るために言ってくれてるんですよね。地位が上の者を脅かすと死罪になったりする時代ですから。夢主の地位が上がるにつれて于禁も注意しなくなるので、段々脳内と言動の呼び方が一致していきます。
【約束から文まで】
恋煩い編。多分会ってから告白までは最低3年、最高5年くらいは要るんじゃないかと思ってます。信頼するまで、好きになるまで、告白するまで、それぞれ于禁殿には時間が必要そうだし、合間合間でかなり悩みそう。
于禁殿の簪は7猛将伝のが一番好きです。三国時代は服を貰うことが名誉だったそうなのですが、簪だったら使えるんじゃ?!とやってみました。書き終えた後で簪は求婚の意味合いがあると知ったのですが、夢主はそれを知らないのでご容赦下さい。無論この頃の于禁殿には求婚の意図はないです。夢主が欲しがってるしな・・・でも誤解を招いたらどうしよう・・・と迷いつつ渡してます。
于禁殿の雑談を許せる時間、本来は地位や関係性に関わらずゼロだと思います。執務中の無駄話絶対殺すマン。だけど夢主が楽しそうだから止められない依怙贔屓。
碁のボイスが好きすぎてこれを絶対長編に持ってこようと計画してました。愛して"しまった"というのが于禁殿らしいですよね。控えめで、自己否定気味。推せる。
【運命から牡丹まで】
女の魂の叫びを意識しました。
『帰れない』だったらいいんですが、『帰らない』の場合これくらい強くないと無理だと思います。戦において進言する立場だと、失敗したら首を取られるかもと心配しながらになるので、それなりに肝が据わっていないと厳しそう。今回は帰ることもできるけど、それを選ばないとなるとどうなるかというのを試してみたかったです。
『泣いて昌豨を斬る』エピが好きすぎて于禁殿を泣かせてしまいました。泣きながら手紙を書き、『来世は一緒になりたい』と見送る男。裏で夢主がよく泣いていたことも、家族を恋しがっていたことも全部知っています。愛する女を、愛するが故に手放す悲しみ。全魏が泣いた。
夢主が三国に来てから統一までの10余年、性格も段々大人になり、周囲の影響を受けて変わっていくといいな。最初は突っかかってしまう所も我慢できるようになり、戦に何度か出ている関係上将達のアドレナリンに塗れて苛烈になっていきそう。やんちゃな女の子から烈女になるまでのサクセスストーリー。
詩はど真ん中のものが見つかって良かった!
たった16文字なのに感動しました。
長引かせるのも飽きちゃったので駆け足でしたが、完結できて良かったです!
途中メッセージで励まして下さった方、読んで下さった皆様、そしてめちゃくちゃいい詩や三国の歴史を教えてくれたchat AIパイセンに厚く感謝申し上げます。
ありがとうございました!
詩経・撃鼓
『死生契闊 與子成説
執子之手 與子偕老』
生死を共にするという固い約束を、あなたと交わした。あなたの手を握り、あなたと共に白髪になるまで生きよう。
于禁殿のお相手は真っ直ぐでしごでき、三国時代の淑やかな女性とは正反対の破天荒さでタフ、でも想う気持ちは誰にも負けないという風でいて欲しかったです。
今作は出会いから樊城の戦いまで10年掛かる想定で、歴史を調べるところから始めました。ちょうどいい所に長坂の戦いがあって良かった。夢主は20歳のときにトリップした設定ですが、元いた世界の半分を魏で過ごしてやっと残ることを決断するかなと思いまして。2,3年じゃ無理ですよね。
全体を通して『好き』『恋』『愛』等の言葉は禁止というマイルールを設定しました。三国時代の恋愛の仕方を調べたところ(そもそも自由恋愛は殆ど無かったようなのですが)、直接的に言葉にするのは避け、文や詩で伝えていたようなので、今回はそれを採用しました。于禁殿はそこらへん得意ではなさそうですが、上流階級の嗜みとして学んだことはあるといいな。
【夢幻から罰まで】
絶対于禁殿は夢主を処したがるだろうなと思いました。怪しい上に呪術も信じられていた時代、間違いなく危険視するだろうなと。
曹操がめちゃめちゃ快楽主義なのは、そうじゃないとこんなに怪しい人間を受け入れてくれないだろうなと思ったためです。国の行く末を安泰に守るか、己の欲望に従ってちょっと危うい道を通るか、人生で遊んでいるとでも言いますか。
支部か何かで読んだのですが于禁殿は雪国出身らしいですよ。元の肌も白くても似合いそうだし可愛いね。小さい頃は雪だるま作ったりしてたのかな。
夢主のキャラクターの呼び方がブレブレなのは于禁に怒られているからです。様をつけろと言われて、于禁の前では皆『様』付け、いないところで仲がいい人=李典や郭嘉に対しては『さん』付け、脳内では于禁に対して『殿』付けです。でもこれ夢主を守るために言ってくれてるんですよね。地位が上の者を脅かすと死罪になったりする時代ですから。夢主の地位が上がるにつれて于禁も注意しなくなるので、段々脳内と言動の呼び方が一致していきます。
【約束から文まで】
恋煩い編。多分会ってから告白までは最低3年、最高5年くらいは要るんじゃないかと思ってます。信頼するまで、好きになるまで、告白するまで、それぞれ于禁殿には時間が必要そうだし、合間合間でかなり悩みそう。
于禁殿の簪は7猛将伝のが一番好きです。三国時代は服を貰うことが名誉だったそうなのですが、簪だったら使えるんじゃ?!とやってみました。書き終えた後で簪は求婚の意味合いがあると知ったのですが、夢主はそれを知らないのでご容赦下さい。無論この頃の于禁殿には求婚の意図はないです。夢主が欲しがってるしな・・・でも誤解を招いたらどうしよう・・・と迷いつつ渡してます。
于禁殿の雑談を許せる時間、本来は地位や関係性に関わらずゼロだと思います。執務中の無駄話絶対殺すマン。だけど夢主が楽しそうだから止められない依怙贔屓。
碁のボイスが好きすぎてこれを絶対長編に持ってこようと計画してました。愛して"しまった"というのが于禁殿らしいですよね。控えめで、自己否定気味。推せる。
【運命から牡丹まで】
女の魂の叫びを意識しました。
『帰れない』だったらいいんですが、『帰らない』の場合これくらい強くないと無理だと思います。戦において進言する立場だと、失敗したら首を取られるかもと心配しながらになるので、それなりに肝が据わっていないと厳しそう。今回は帰ることもできるけど、それを選ばないとなるとどうなるかというのを試してみたかったです。
『泣いて昌豨を斬る』エピが好きすぎて于禁殿を泣かせてしまいました。泣きながら手紙を書き、『来世は一緒になりたい』と見送る男。裏で夢主がよく泣いていたことも、家族を恋しがっていたことも全部知っています。愛する女を、愛するが故に手放す悲しみ。全魏が泣いた。
夢主が三国に来てから統一までの10余年、性格も段々大人になり、周囲の影響を受けて変わっていくといいな。最初は突っかかってしまう所も我慢できるようになり、戦に何度か出ている関係上将達のアドレナリンに塗れて苛烈になっていきそう。やんちゃな女の子から烈女になるまでのサクセスストーリー。
詩はど真ん中のものが見つかって良かった!
たった16文字なのに感動しました。
長引かせるのも飽きちゃったので駆け足でしたが、完結できて良かったです!
途中メッセージで励まして下さった方、読んで下さった皆様、そしてめちゃくちゃいい詩や三国の歴史を教えてくれたchat AIパイセンに厚く感謝申し上げます。
ありがとうございました!
詩経・撃鼓
『死生契闊 與子成説
執子之手 與子偕老』
生死を共にするという固い約束を、あなたと交わした。あなたの手を握り、あなたと共に白髪になるまで生きよう。
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