キミと僕はオトモダチ
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「よぉ、今日は誰かにイジメられてないか?」
『おはよう、ロイたちがイジメなくなったから平和だよ』
「悪かったって、可愛い顔してキツイこと言うなよ。今日こそ昼メシ一緒に食おうぜ?」
「ちょっとロイ!なんでJapとそんなに気安く話してるわけ!?」
休んでいたリタには話していなかったみたいで聞き取れないくらい早口で怒ってるのはわかる。そりゃ休み明け急に仲良くなってたら戸惑うよね。
「私は認めない!彼女は異物じゃない!」
「そんな言い方すんなよ、悪いのは俺たちじゃねぇか」
「なんでこんな女の味方するの!?まさか…私のロイに何かした?」
やっと聞き取れるスピードになったと思ったらリタが急に振り返り、気が付いたときには頬っぺたがじんじんと痛みを感じていた。
「リタ、やめろ!」
あの細身のリタがロイに力で勝てるはずがないのに彼も抑えるのが精一杯なくらいに暴れ、私はただ呆然と立ち尽くすしかできなくてギャラリーも増えてきたとき誰かが私の腕を引っ張ってくれた。
「ったく、ああいうときはすぐに逃げなきゃ。それとも叩かれて目覚めちゃった?」
誰かと言いながら私の手を引いてくれるのは一人しか思い当たらなくて、それでもちゃんと顔を見て確信したら安心して涙が止まらなくなった。
「ちょっ、今泣くの?遅いし周りに見られたら誤解されるから泣き止んでよ!」
『だって…ダニーの顔見たら…っ、あ、安心して…ゔぅ…』
「あーもう、こっち行くよ。一限目間に合わなかったらナマエのせいだからね」
そう言ってお昼ご飯を食べている場所に移動するとだいぶ落ち着いたのでお礼を言い、ダニーはブツブツと文句を言う割に側を離れようとはしなかった。
「それにしてもヒステリックな女はイヤだねぇ」
『でも自分が休んでる間に知らないことがあったらイヤだよね。ましてや昨日までいじめてた人と普通に話してるんだし』
「それもあるけどリタが怒ったのはキミとロイが仲良くなってたからだろ」
そうか、彼女からしたら彼氏が嫌いな女と仲良くなってたんだからそりゃイヤだよね。
「だからって謝っちゃダメだよ?」
『でも…』
「キミがロイとキスやセックスをしたなら話は変わるけど?」
『そ、そんなのしてないよ!』
「ホントかなぁ?奉仕活動から戻ってきてあの急接近は怪しいと思ってたんだよねぇ」
『ホントだよ!彼氏だっていたことないし手も小さい頃に遠足で繋いだだけだもん』
「ふーん、なら大きくなってからは男の手の感触知らないんだ?」
『だからそう言って…』
本日二度目のフリーズ
ただの握手ともとれるけどダニーが私の手を握ってる。さっき引っ張ってくれたときは腕だったから気にしてなかったけど、手のひらになると熱の伝わりや柔らかさを感じる。私のリアクションが満足なのか不満なのかはわからないけど、彼が指を絡めるように握り直し私の頭はパンクした。
「フフッ、僕を怒らせた罰だよ」
『なっ、怒らせ…あの、なんの話…』
「キョドりすぎ。顔真っ赤だよ?」
『だって…ダニーの手が…』
「これは男の手に慣れてないから?それとも僕だから?」
確かに
触り慣れてないから緊張する…そのはずなのにこれがロイなら同じようにドキドキしたのかな?他の男子だったら?
「怒ってたのはリタだけじゃないからね」
ダニーが小さな声で何か言ったのに私の頭の中は違うことでいっぱいで聞き取ることはできなかった。
