キミと僕はオトモダチ
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「あんたプロムに誘ってくれる相手いるの?」
リタいわく卒業間近にある高校生活最大とも言えるイベントらしいけど、ダンスパーティとかエスコートとか別次元すぎてあんまり興味なかった。
『あれって参加自由だよね?よくわからないし相手もいないから行かないつもりだけど』
「バカじゃないの!?私の説明聞いてなかったワケ!?」
『仲の良い男の子いないし参加するために知らない人と出るのはイヤだもん』
ダニーとはあれ以来普通に話すけどそれだけ。
手を握ったり頭を撫でたりも全部観察のためだったんだと思うとほんの少しだけ寂しい気持ちになったけど、今が十分楽しいからこのまま卒業できたらいいなって思ってる。
「女として不参加は恥よ。私が探してあげるから大人しくしときなさい」
『い、いいよ。ドレスとか持ってないし』
「そんなの男子が用意するものでしょ?」
アメリカの文化なのかリタの性格なのかわからないけど自分とはかけ離れすぎてどんどん話が進みそうだったから、パートナーは自分で見つけるとだけ宣言して逃げるようにその場を後にした。
『ダニーはプロム出るの?』
「僕が出ると思う?それとも誰からも誘われなくて恥ずかしいから誘ってほしいの?」
『出ないって言ったらリタが怒ってパートナー見つけるって言うから…』
「男も必死なんだから手当たり次第に声かけてるだろ?物珍しさでキミと出たい奴もいるんじゃない?」
『高校最後の思い出を知らない子と微妙な空気で過ごすなんてイヤだよ』
「ふーん、その言い方だと僕となら楽しく過ごせるって聞こえるけど?」
『ダニーといるのは楽しいって前から言ってるし、華やかな場所が苦手な者同士それなりに思い出になるかなって』
「心外だな、キミと一緒にしないでよ」
ダニーは出ないと思うけど念のために聞いてみた。
それはもしかしたら誘ってくれるかもって期待と他の子を誘ってないか確かめるため。今のところパートナーはいなさそうで内心ホッとした。
