キミと僕はオトモダチ
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「ヘイJap、今日も地味な顔してるなぁ」
アジア人はイジメられる可能性があるって聞いていたけど転校初日からずっとこの調子。殴ったり物を壊されたりはしないけど幼稚でしつこいのが困る。でも私の英語が変なのは本当のことだし顔やスタイルも周りの女の子に比べたら全然…なので余計に言い返せない。
「少しはリタを見習ったらどうだ?」
「やめてよもう、彼女が着たら子供みたいじゃない」
ちなみに私をいじめるのは男女4人グループで多分それぞれ付き合ってる。今も目の前でキスしてるし、目のやり場に困るからやめてほしいんだけどちょっと憧れるのも事実。
「なによ?言いたいことがあるなら言えば?」
『リタとロイ、いいカップル。羨ましい』
「は?何よ急に…機嫌とっても仲間にいれてあげないから!」
「でも少しはわかってきたじゃなねぇか、そうやって最初から俺に媚びれば可愛がってやったのによぉ」
『今の言葉わからない。もう一回お願い』
「よく見るとオマエって…」
──ガシャン!!
ロイが何か言おうとしたとき大きな音が鳴り、突然窓ガラスが割れたとクラス中が大騒ぎになった。
『ダニー聞いてる?』
「んー?全然聞いてなかった」
今日は廃ビルで宿題中
しかしダニーは上の空でペンが動いていない。こういうとき流暢に話せたら相談に乗れるのに…と自分の英語力のなさが悔しくなる。
『ダニーと私は友達?』
「急になに?」
『まだ違うなら友達になりたい』
「ずいぶん恥ずかしいこと正面から言うんだね。断られたらどうするの?」
『もう少し仲良くしてもう一回お願いする』
「フフッ、離れるって選択肢はないんだ?」
『私はあなたといるのが楽しい』
「…ホント、恥ずかしいやつ」
ダニーの性格がほんの少しだけわかってきた気がする。保守的で口が悪いけどロイたちみたいに悪意は感じない。クラスでは喋ってくれないけど放課後に一緒に過ごすことが増えたし会話の練習も手伝ってくれて案外面倒見がいいってこともわかった。
『どうやったらイジメられない?』
「キミがアイツらより強くなるか…イジメのターゲットを他のやつに移すかじゃない?」
『…じゃあ今のままでいいや』
悪口を聞くのはツラいけど暴力を振るわれてるわけじゃないし、他の人に移ってその人が殴られないとは限らないし。
本当は学校でも堂々とダニーと話したい…そうしたら私のこと友達って言ってくれそうだから。
