キミと僕はオトモダチ
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ダニーが初めてお弁当を褒めてくれたのが嬉しくて、帰ってからお母さんたちにテンションがおかしいと呆れられてしまった。しかも褒められただけじゃなくて頭まで撫でてくれて…手を繋いだときと同じくらいドキドキして全然眠れなかった。
それなのに
「弁当のレベルも上がったことだし、もう作らなくていいから」
そもそも作り始めた目的は苦手を克服するためだったから彼の言葉は間違ってない。むしろ喜ぶべきことなのに何故かツラくて悲しくて…そんな私の心を知ってか知らずか、彼はさらに追い討ちをかける。
「ついでにお昼も放課後もキミと過ごすのは終わり」
『ちょっと待ってよ…!お弁当がいらないのはわかるけど、なんで一緒に食べたり放課後会ったりするのもなくなるの?』
「むしろなんでそんなにムキになるワケ?」
『だって私たちは…』
私たちは何?
一方的に私が友達と思ってるだけでダニーはずっと否定してた。でもそれも冗談だと思ってた…それは私の都合のいい解釈?
「前に僕は観察が趣味だって話したよね?対象は移り変わるものなんだよ」
『ダニーにとって私はただの観察対象だったってこと?』
「ただのって、人間を対象にしたのは初めてなんだから喜んでよね。クラスに馴染めない外国人なんてそうそうお目にかかれないし」
バカにしたように口元に手を当てて笑う…いつものダニーだ。別に怒ってるとかもなさそうだし、彼の言葉は本心なんだろうな。
「じゃあね、バイバイ」
あっさりとその場からいなくなり取り残された私は戸惑いや悲しさでいっぱいな反面、どこまで人を振り回すのかと怒りの感情も湧いてきた。
『ダニーの思い通りになんてさせないから』
