キミと僕はオトモダチ
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「ほら、アイツだよ。この前は虫の観察してたし今は鳥…?とりあえず気持ち悪いンだよなー」
他人の言葉なんてどうでもいい
僕は僕がしたいことをするんだ。
「でも噂ではウサギを殺したってきいたぜ?」
ウサギなんて殺しても意味ないだろ
どうせ殺すなら…
「おいJap!今日も下手くそな英語でしゃべってみろよ!」
「やめてあげなよ〜可哀想じゃん」
昔の夢を見ていて目を覚ますと転校生の日本人が絶賛イジメられ中。確かに彼女の英語はうまくないけど聞き取りはできるっぽいからバカにされてるのはわかってるハズ。まぁ、聞き取れなくてもあの雰囲気で気付かないなら相当おめでたいヤツだと思うけど。
彼女はいつも何も言い返さない
日本人は感情表現が苦手だってきいたことあるけどホントなんだねぇ。毎日バカにされても登校するあたり真面目なのもお国柄なのか。
「ねぇ、何で言い返さないの?」
あるときどうしても気になったから聞いてみた。彼女と話すのは初めてだから驚いてたけど僕がクラスメイトだってのはわかったらしい。
『日本人はイジメられる聞いてました。覚悟してた』
「なるほど。でも少しは話すの上達したんじゃない?」
『えっ…ホント?嬉しい、ありがとう』
「そこですぐにお礼言うからバカにされるんだよ」
彼女は不思議そうな顔をする
「キミってすぐに謝るしお礼言うだろ?しかもカタコトで。それがあいつらにバカにされる理由だよ」
『わからない…いや、意味はわかっています。何でお礼は謝るはダメなの?』
「フフッ、やっぱり上達したって嘘かも」
あっ、今のショック受けた顔は悪くないかも
いつも気まずそうに下向いてるとこしか見たことないけど案外表情あるじゃん。
「例えばお互いの不注意で肩がぶつかったのにキミが先に謝ると、相手は謝ってきたんだからお前が悪いって思うんだよ」
『お互い悪い、謝ったら終わり』
「こちらこそごめんねって言ってくれる人が何人いるだろうねー?少なくともウチのクラスにはいないんじゃない?」
『ダニー・ジョンソンさんは?』
「ちょっと、フルネームって気持ち悪いからやめて。あと敬語も舐められるからやめたほうがいいよ」
『名前ごめんなさい。敬語は意識してないけど変?』
「ほらまた謝る。丁寧すぎるんだよ、見ててイラつく気持ちわかるもん」
『…色々ありがとう。さようなら』
「ストップ!そんな遺書みたいな去り方やめて」
『時間なので帰る。また明日会える』
「僕が離れたくないみたいな言い方に聞こえるからそれもダメ」
『ワガママ…』
ちょっとめんどくさそうにする顔がおかしくて笑うと彼女はまた不思議そうな顔をした。
「いいね、今みたいに自分の感情を口に出しなよ。少なくとも僕はそのほうがいい」
『ジョンソンは優しいね』
「は?」
は?いや、声にも出ちゃったし
優しいってなに?この流れでなんでそうなるの?
「な、なんでファミリーネームなの?それも気持ち悪いんだけど」
『ダニーって呼んでいいの?友達じゃないのに?』
「別にそれが普通だし。だからキミのこともナマエって呼ぶから」
いやいや、普通だって言ってるのに何でそんな照れた顔すんのさ。キミといると調子狂うんですけど。
