キミと僕はオトモダチ
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「ククッ、今日もたくさんイジメられてたね」
放課後一人で帰るナマエに声をかけると何故かキョロキョロと周りを見渡している。
『まだ学校近いよ。私と話してるの見られたらダニーも言われる』
「いないの確認してから声かけてるに決まってるじゃん。僕だって巻き込まれたくないからね」
『そっか、なら安心。それで用事は?』
「ハァ…そこでホントに安心した顔するなよ。今けっこうヒドイこと言われてるの理解してる?」
『ダニーは優しいから巻き込まれてほしくない。声かけてくれてありがとう。さようなら』
「ちょ、ちょっと!なんでキミはいつもすぐ帰ろうとするんだよ」
『用事あるの?』
ぶっちゃけないけどさ
僕自身なんで声かけたのかよくわかってないし
「学校では話し相手いなさそうだから少しだけ付き合ってあげようかと思って」
『大丈夫。家帰れば家族と話せる』
「あぁ、もう!とにかくこっちきて!」
察しの悪いナマエの手を掴んで廃ビルの一室に連れていき、途中で買った缶ジュースを手渡した。
『ここ入っていいの?』
「知らない。でも誰もこないから快適なんだよ」
『ジュースありがとう…──っ、ゔぇ!?』
「どういたしまして。クッ…アハハッ!それすっごく不味いだろ?」
ぱっと見はコーラなんだけど飲んだことない複雑な味でかなり評判が悪いけど、逆に一定数熱狂的なファンがいるとかで廃盤にならない謎のジュース。キミに飲ませたらいいリアクションしそうだなって思ってたんだ〜。
『ダニーこれ美味しくない…』
「らしいね。僕は飲んだことないから知らないけど不味いって評判だもん」
『飲んだことないの!?飲んでよ』
「ヤダよ、不味いってわかってて飲むなんてバカじゃん」
見せつけるように本物のコーラを飲むと恨めしそうな顔でこっちを見てる。あぁ、やっぱりキミのそういう顔は悪くないな。
「飲みたい?」
『…いい。これ飲む』
「はっ?いや、もう飲まなくていいから!」
『せっかく買ってくれたから捨てるの悪い』
「こんなのちょっとしたイタズラなんだから真面目に受け取らなくていいよ」
そんなんだからイジメられるって何回言ってもわからないみたいで、カバンからもう一本買っておいたスポーツドリンクを手渡した。
『えっ、これもくれるの?』
「こっちはリアクション見たかっただけだから。一口目を超えられる自信があるなら飲んでもいいけど」
『ありがとう。…はぁ、美味しい』
学校では見せない無邪気な笑顔
初めてキミに声をかけてから定期的に放課後話しかけてるけど、思ったよりよく笑うし話していて楽しかった。
「キミってなんか癖とかある?僕は昔から気になったものを観察する癖があってさぁ…」
初めて人間を観察対象にしたいと思ったよ。
