その瞬間は突然に
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ダニーが頼んで建ててもらった小屋に到着すると、中をゆっくり見る間もなく腕を引かれてベッドに押し倒された。
『んんっ…!』
さっきもずっとキスしてたのに同じように舌を絡めてお互いの存在を確認する。でもさっきと違うのはダニーの手が私の体を撫で、そのまま服に手を入れると胸を揉んだ。
「悪いけど優しくする余裕ないから」
噛み付くように首筋にキスをしながら器用にホックを外すと余裕がないと言いながらもギリギリ触れないように先端周りを刺激され息があがる。
「乳首ってこんなに硬くなるんだ?エロッ」
シャツを着たままでもハッキリわかるくらい主張していて処女の私ですら今触られたら気持ちいいことは予想できた。少しでいいから先端を撫でて欲しくてワザと体をよじってみても見透かされてるかのように避けられる。
「どうかした?僕って察しが悪いからちゃんと言わなきゃわからなくてさ」
『っ、あ、あの…先っぽ……触ってほしい』
「先っぽって乳首?あぁ、すっごい硬くなってるから今触ったら相当気持ちいいだろうね」
『わ、わかってるのになんで触ってくれないの?』
「バカだなぁ、わかってるから触らないんだよ」
バカにしたように笑うと耳にキスをされる
さらに舌で耳をなぞられると先端が反応し下半身にも熱がこもり触ってほしい場所が増えてしまう。いっそのこと自分で触ろうかと考えるとまた見透かされたように腕を縛られた。
「油断も隙もないね。僕の衣装の紐って取り外せるの知ってた?」
自由を奪われたことに恐怖よりも興奮してしまっている。早くダニーに触れられたい…早く私を犯して…
『ダニー私のことめちゃくちゃにして…』
「…なにそれ」
ダニーの目が儀式のときのように鋭くなり、ナイフを取り出すと私の服や下着を全て切り裂いた。
「そんな風に煽られるなんて…ナマエってば余裕じゃん」
『あ゙ッ!んっ、あぁっ!』
両乳首を摘まれ指で弾かれ、待っていた刺激にダラシなく声をあげると下半身がぬるぬるしてくるのがわかる。覆い被さって愛撫するダニーに自分から下半身を押し付けると乳首を噛まれて悲鳴が出た。
「まったく、変態すぎて処女か疑っちゃうよ。あーあ、グチョグチョだしクリトリスも勃起しちゃって」
『ひっ!あっ、あ゙ぁっ、ダメッ…それすごっ、あぁっ!』
すでにぬるぬるのクリトリスを容赦なく刺激され止めようと腕を掴んでも効果はない。たまに爪を立てられて強すぎる刺激に悲鳴をあげると嬉しそうにダニーの口角があがる。
「指もすんなり受け入れて準備万端じゃん。僕とセックスしたい?」
『したい…はやくダニーとひとつになりたい…お願い、ダニーの全部ちょうだい…』
「ナマエってば記憶なくしてる間にずいぶん大胆になったね。…まぁ、そういうキミも嫌いじゃないけど」
ダニーのモノが入ってきて痛いのに強引にでも挿れてほしくて腰を浮かせると、その思いが通じたのか足を持ち上げられ体重をかけて一気に奥まで挿入した。
『ん゙ぁ…あぁあ!あっ、ン゙ッ!』
「その声…ヤバ…」
与えられる刺激全部が気持ち良くて、恥ずかしげもなく声を出して何度もダニーの名前を呼んだ。
『あぁっ!ダニー!すき…んっ、ダニー大好き!』
「ナマエっ、僕も好きだよ…!」
記憶のなかった期間を埋めるようにお互いの名前を呼んで気持ちを確認する。またこうやって抱きしめあえることが本当に嬉しくて、この時間がずっと続けばいいのにって思う。
『もう…ダメっ、またイクッ…!』
「ナマエ…感じすぎっ!っ…僕ももう…限界っ!」
『ナカにっ…全部出して…!』
「当たり前のこと言わないでくれるっ…それ以外考えて…ないから!」
キスをしながら腰を打ち付け、ナカで全て出しきると挿入したまま私の上に倒れ込んできた。
「しんど…儀式より疲れた…」
『儀式より楽しかった?』
「なんて答えてほしい?」
「そりゃ…よかったって言ってほしい』
冷静になるとさっきまでの自分の大胆さに引かれたらどうしようって思ってるけど。
「…引くほどエロかったけど僕は好きだよ」
また心を読まれたと驚くと「わかりやすいんだよ」って笑われた。マスクをしてないダニーがこんな風に笑うなんて珍しい。
『やっぱりカッコいい。ダニー大好き』
「はいはい、僕の顔に惚れたお間抜けさん」
初めはただの一目惚れだったけど今では彼の全部が好き。
改めて記憶を取り戻せてよかった…例えこれすらもエンティティの思惑通りだったとしても私にとって彼以上の存在はいないから。
「あ、トリスタとキスしたらしいじゃん。もちろん記憶あるよね?」
『えっ?』
私がサバイバーキャンプに戻れるのはもう少し先の話。
《 Fin 》
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