その瞬間は突然に
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「ずいぶん楽しんだみたいだね、オマエ達の幸せそうな顔が見られて満足だ」
「気持ち悪いこと言わないでよ。てか、なんでナマエの記憶戻してくれたわけ?」
「最後に裏切りを見せたオマエのパフォーマンスが気に入ったからさ」
「嘘はもっと上手につきなよ。あんなぬるいことでアンタが満足するわけない」
「フフッ、オマエのそういうところを気に入っているんだ。ここでオマエを失うのはワタシとしても痛手だからね」
「なるほど…僕は大きな借りを作っちゃったわけだ」
「ナマエという人質を取られながら、オマエがこれまで以上に働いてくれることを楽しみにしているよ」
エンティティの気配が消えた
元はと言えば全部アイツのせいなのに僕に恩を売るとか最低すぎ。
『ダニー!』
まぁ、そのくらいの借りならすぐ返してあげるけど。
「そんな遠くから叫ばなくても見えてるよ。昨日も会ったのにどれだけ僕に会いたかったの?」
『すっごく会いたかった!だってダニーのこと大好きだもん!』
「それは顔が?それとも僕が?」
僕たちの命はエンティティに握られている
その瞬間がいつ訪れるかわからないけど、キミを失わないために僕はこれからも残虐な儀式を邪神様に捧げよう。
例えその儀式にキミがいたとしても
「ベッドの上でも儀式でも僕の愛をナマエにあげる」
この僕が柄にもなくこんなこと言ってるんだから責任とってくれるよね?
《 Fin 》