その瞬間は突然に
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こんなクソみたいな世界でも生きがいを見つけるしかない。そうじゃないと心が病んで最終的にエンティティに消されちゃうから。勝手に連れてこられて消されるとかあり得ないし、私には大切な仲間もいる。
その中でもナマエとはすごく気が合って、ゴスフェに一目惚れしたって話を聞いたときは驚いた。本来なら応援してあげたいけど相手が相手だけに騙されてないか不安で、あるときコッソリ後をつけたことがある。
「前の儀式ではラブラブに見えたけど万が一にも嘘だったら殺してやる」
そんな物騒な独り言を呟きながら少し離れたところで見守ると、ゴスフェを見つけた瞬間嬉しそうに駆け寄るナマエ。それを当たり前のように座りながら両腕を広げて受け入れるゴスフェ。その時点でラブラブなのはわかるけど、そのままナマエを後ろから抱きしめ囁くように何か喋ってる。
彼女も嬉しそうな顔をして隙あればキスをしてる。ゴスフェは口元しか見えないけどそれでも優しそうに笑ってるのは伝わってくる。
私の心配は余計なお世話だったらしい。
でもそれが嬉しくて私はバレないように先にサバイバーキャンプに戻った。