その瞬間は突然に
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「何やってんの?」
「眠り姫を僕の部屋に連れて行こうかと思って☆」
背中越しでもわかるゴスフェの殺気
ずっと見てたくせに…って言ったらさらに怒るんだろうな。
「ナマエとはあんまり話したことなかったんだけど案外楽しくて、もう少し話してみようと思ってさ」
「それで首絞めて気絶させるやついる?」
「うーん、僕かな?起きて僕の部屋なんて最高のサプライズだろ☆」
「最低の悪夢の間違いだろ。どうせすぐ飽きるんだから違うやつで遊べば?」
「かもね。でもそれならナマエでもよくない?」
ゴスフェが口で言い負かされるってどれだけ余裕ないんだろ。ナマエは自分のだから離せって言えばいいのに…まぁ、言ったら余計渡さないけど☆
「ナマエは僕の獲物だ。横取りしたら殺す」
「キラー同士の殺し合い禁止〜。僕は仲良くシェアでもいいよ?」
「バカじゃないの?僕がキミと仲良くシェアなんて死んでも無理」
「大げさだなぁ。たかがサバイバーだろ?」
「僕は自分の獲物を横取りされるのは嫌いなんだよ」
「すぐナイフ取り出すんだから…物騒だなぁ」
「ご自慢の顔をズタズタにされたくなかったらナマエを置いて僕の前から消えて」
あーあ、これホントに怒ってるやつだ。
陰険なゴスフェのことだから寝込み襲ってホントにズタズタにされそうだから言うこときいてあげるか。
「ナマエが大事なら初めからそう言えばいいのに」
「獲物って言ったの聞こえなかった?」
獲物ねぇ…確かに僕も自分の狙ってるの横取りされたらキレちゃうけどさ。なーんか違うんだよね〜。
「ごめんよ、それじゃ彼女のことは任せたから」
「重いからその辺に転がしといてよ」
「ゴスフェってばひどーい。女の子なんだからもう少し大事に扱いなよ」
「殺してないならそのうち起きるでしょ。それより早く消えて」
これ以上は殺し合いになりそうだし、そうなったらエンティティやナースに怒られて面倒だから悪いと思いながらナマエを地面に寝かせた。