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pixivに上げたエレスト短編集(番外編だよ)


トレーズ「寒い……」

トレーズは寒いのが苦手であり震えた。
トレーズはある机に毛布がかかったのを見つけた。
トレーズ「これは……」
トレーズはその毛布をめくると暖かい空気が流れたが……どこから来たのか……猫がゆっくりしていた。

トレーズ「……どうしようか……」
トロワ「どうしたの?トレーズ。」
トレーズ「これなんだ?」
トロワ「これはコタツよ。」
トレーズ「コタツって前……雪合戦した後にコタツでみかんを食べるって言ってたな。」
トロワ「その後したかったんだけど……急に任務に当たっちゃったからね。」
トレーズ「だが俺たちは入れなさそうだな。」
トロワ「なんで?」
トレーズ「……だって……これ……」

アール「それはコタツだね。」
トレーズ「コタツは知ってる。」
アールがフム(( ˘ω ˘ *))フムという顔でコタツを見る。
トレーズ「アール。終わったのか?」
アール「あぁ。何とかね。手強かったよ。」
トレーズ「おつかれ。」
トロワ「お疲れ様。」
アール「せっかくだしコタツで丸くなるのもいいね。」
アールはコタツに入ろうとするが……
トレーズ「ちょっと待て。」
トレーズが止めた。
アール「どうして?」
トレーズ「なぜって……コタツは俺たち入れないだろ?」
アール「ん?」
トロワ「???」

トレーズ「……何か不味いこと言ったか?」

トロワ「あ、えっと……」
エルバ「コタツだぁ!!」

エルバがコタツにズボッと猫のようにはいる。
トレーズ「エルバ?!」
エルバ「あぁ……コタツ……最高だぁ……」
トレーズ「大丈夫か?」
トロワ「大丈夫だよ。あれは元々人が入るものだからね。」
トレーズ「そうなのか……」
べッシュ「トロワさん!!僕と一緒にコタツにはい」
トレーズ「入るか?」
トロワ「そうだね。」
ベッシユ「トレーズ!!お前!!」
アール「まぁまぁ落ち着いて。いいじゃないか?ほら入るよ?」
次々とコタツに入るトレーズたち。

トレーズ「……?!」
トレーズは直ぐに足をコタツから出してしまう。
トロワ「トレーズ?」

トレーズ「熱くないか?」

トロワ「そう?これがちょうどいいの。」
トレーズはまた恐る恐る足を入れるが直ぐに慣れて(*´ω`*)とした顔になった。

トロワ「あら?」
トレーズ「……気持ちぃ……」
アール「トレーズが猫みたいになったね。」
エルバ「コタツいいだろぉ!!」
トレーズ「……ふにゃあ……」
トロワ(可愛い!!)
アール(あんなトレーズ見たことないね。)
ベッシユ(くそっ!!あんなホワンとした顔でトロワさんに近づくとは……許せん!!)
ワイワイしながらもコタツであったまった。


その後ろで……
ゼロ「これはこれは……」
ウノ「みんないい表情ですね。」
ゼロ「まさかトレーズがあんな顔をするとは……コタツは強敵だね。」
ウノ「後で入りますか。」
ゼロ「そうだね。みかんを持って……」


❦ℯꫛᎴ❧
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