第五章
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酔っ払いキス魔大暴れ事件の報告を受け、市丸が腹を抱えて大笑いした日から数週間後、なつみの同期6人は古巣となる三番隊からそれぞれの新天地へと巣立っていった。
「ぼくに届くくらい、いっぱい良い噂立たせろよー‼️」
「どういう応援だよ😅」
それから約1ヶ月後のこと、近況報告を聞かせろと、なつみが招集をかけてきた。
「あたしまで一緒で良いの?7人で集まる方が楽しいんじゃない?」
美沙は、隣を歩くなつみに問いかけた。
「良いの良いの!みんなでご飯食べようよ。美沙ちゃんをポツ子にさせたくないんだよ〜」
「気遣い、ありがとー。にしても、疲れてないの?早めに終わったとはいえ、さっきまで藍染隊長と鬼道の練習してたんでしょ」
「うん。大丈夫だよ。今日はね、詠唱するのを見てもらってただけだから。番号とフレーズが段々ごっちゃになってきてさ〜。大変なんだよ」
奇跡的に全員が集まれる日時がドンピシャリと決まり、距離的に都合の良いお店の予約も取れて、各々集合場所を目指していた。夜風の冷んやりとした肌触りが心地良い。久しぶりに仲間たちに会えると思うと、身体の芯からホクホクと暖かくなり、この気温はちょうど良かった。
「いらっしゃいました〜😆」
店の戸を開けると同時になつみがほざいた。
「プッ」
「自分から😄」
「きたきた〜(笑)」
「相変わらずだな」
「うぜぇ客」
「なつみー!こっちこっちー!」
「クーちゃーん‼️」
なつみは6人のいる席を確認すると、クーちゃんの手招きに引き寄せられて、ドンッと抱きつきにいった。そして2人はぴょんぴょん跳ね回る。
「お疲れ、みんな😄」
「美沙ちゃん、お疲れー🙂」
「なんかごめんね、あたしまで来ちゃって。邪魔じゃない?」
「全然。今日は、木之本主催の同期で集まる会だから、美沙ちゃんがいても変じゃないよ」
「そっか😊」
李空がぴょんぴょんはしゃぐクーちゃんとなつみに茶々を入れる。
「おい、店の人に迷惑だから、大人しく座れ」
「何、李空。お前もハグされたいのかぁ!」
「💢」
「ヤダねー、しないもんねー😝」
「クラァッ💢」
「はきゃー😆」
李空は立ち上がり、なつみの首だけ腕を回して絞めた。なつみはとっても楽しそう。
こんな風に食卓を囲むのが、こんなにも幸せなことなのかと噛み締めつつ、男たちは「聞いてくれよ〜!」から始まる愚痴を次から次へと語っていた。
「なんか、大変そうだね」
「何が一番辛いって、部屋に帰っても独りってこと」
「それな」
「レン。今日泊まってって良いか」
「えっ、良いけど、でも、明日休みじゃないんでしょ?遅刻するって。やめときなよ」
「うぅ…」
しょんぼりするケイジなど、初めて見た一同。
「美沙ちゃん!こんな辛そうなケイジ初めて見たよ!一晩ウチで泊めてあげようよ!😣」
「いや、絶対ダメでしょ」
「さすがに遠慮する💧」
「えーん‼️なんとかしてあげたいよー‼️😭」
「何故、お前が誰よりも泣くんだよ💧」
「うわーん‼️みんなの眉間のシワが深くなってるんだもーん‼️老けたー‼️😭」
「心配してくれて嬉しいけど、俺らの感情超えてくんなよ」
「おじいちゃんがいっぱーい…シワっシワ😭」
「そんなに酷かねーだろ‼️😅」
なつみが仲間たちのストレスに同調し、泣き出したものだから、もう愚痴が言えそうになくなった。なつみがいるということは、こういうことなのである。
するとそこに。
「この子たちがおじいちゃんなら、ボクは何だろう。ね、なつみちゃん」
ポンと肩に手を置かれ、声のした真上を見上げると。
「京楽隊長⁉️」
「お疲れ様です‼️」と、ズババッと、なつみ以外の全員が起立して一礼した。
「お疲れ様😊」
「あわわ💓💦」
両手で口元を覆っているなつみの腕の間に自分の腕を通して、京楽はぎゅっと彼女を引き寄せた。
「こんばんは、なつみちゃん」
「こんばんは…💖」
(((((((女子か⁉️……、女子か)))))))
渋々、尾田は使っていない椅子をひとつ持ってきて、お誕生日席の位置に置いた。
「隊長、木之本の隣ですか?」
「いや、そこで良いよ。ありがと」
お誕生日席でみんなを眺められて、ご満悦な京楽。
「京楽隊長、もしかして俺をつけてきました?着替えまでして」
「当たり前だろ?」
そう、本日の京楽はいつもと雰囲気が違う。あの女物の着物も隊長羽織も死覇装も着ていない。
「青色もしゅてき…😍」
笠も被っておらず、これぞオフ、これぞ私服、これぞお忍びコーディネートであった。そしてなつみはメロメロである。
「キミが今日は定時で絶対帰るって、ウキウキして言うから、これはなつみちゃんと会うんだなぁと思って、バレないようについてきたの。そしたらこの通り」
つまり。
「俺らの愚痴、全部聞いてたんですね💧」
「うん😊」
落ち込んでも、時は戻らない。
「隊長たちには言わないでください🙏💦」
「それはどうかな〜。浮竹には言っちゃうかも」
「そんな殺生なぁ💦」
クーちゃんは、告げ口されそうでかわいそうだった。
「いや、俺なんて本人に聞かれてるから」
「弁明の余地無しだね」
「くぅぅ(泣)」
やはり不憫がお似合いの尾田である。
元いた席から酒と、新しい取り皿と箸を運んでもらって、この同期組のテーブルに居座る気満々の京楽。
「京楽隊長!揚げ出し豆腐おいしいですよ!」
いかがですかと揚げ出し豆腐をお勧めするなつみの前に置かれた皿には、何かの串揚げが5本も並んでいた。
「ありがとう。いただくよ。でも、なつみちゃんのお皿のも気になるな〜。何だい、それ?」
「エリンギです😊」
「そんなに好きなんだね〜(笑)」
「焼きより、揚げです👍」
「じゃあ…、後でボクのエリンギも😚」
「隊長‼️‼️💢」
言うと思った尾田が言い切る前に遮った。
「いや〜、尾田くんもボクの扱いに慣れてきたね😄」
なつみにとっては何のこっちゃである。
「京楽隊長のエリンギ❓」
「考えるな、木之本‼️」
このド助兵衛オヤジのどこにそんなに惚れるのかと不思議に思うが、言葉が通じていなければ引きようがないため、仕方がないのかとも納得してしまう。
「美沙ちゃんの視線が、痛いよ💦」
枝豆をかじる美沙は、軽蔑を込めて、京楽を目で殺しにかかっていた。
「そんな反応も嫌いじゃないけどね😌」
(エロクソヘンタイオヤジ💢)
「🙂❓」
「ボクもエリンギ頼んじゃお。すいませーん✋」
「ぼくに届くくらい、いっぱい良い噂立たせろよー‼️」
「どういう応援だよ😅」
それから約1ヶ月後のこと、近況報告を聞かせろと、なつみが招集をかけてきた。
「あたしまで一緒で良いの?7人で集まる方が楽しいんじゃない?」
美沙は、隣を歩くなつみに問いかけた。
「良いの良いの!みんなでご飯食べようよ。美沙ちゃんをポツ子にさせたくないんだよ〜」
「気遣い、ありがとー。にしても、疲れてないの?早めに終わったとはいえ、さっきまで藍染隊長と鬼道の練習してたんでしょ」
「うん。大丈夫だよ。今日はね、詠唱するのを見てもらってただけだから。番号とフレーズが段々ごっちゃになってきてさ〜。大変なんだよ」
奇跡的に全員が集まれる日時がドンピシャリと決まり、距離的に都合の良いお店の予約も取れて、各々集合場所を目指していた。夜風の冷んやりとした肌触りが心地良い。久しぶりに仲間たちに会えると思うと、身体の芯からホクホクと暖かくなり、この気温はちょうど良かった。
「いらっしゃいました〜😆」
店の戸を開けると同時になつみがほざいた。
「プッ」
「自分から😄」
「きたきた〜(笑)」
「相変わらずだな」
「うぜぇ客」
「なつみー!こっちこっちー!」
「クーちゃーん‼️」
なつみは6人のいる席を確認すると、クーちゃんの手招きに引き寄せられて、ドンッと抱きつきにいった。そして2人はぴょんぴょん跳ね回る。
「お疲れ、みんな😄」
「美沙ちゃん、お疲れー🙂」
「なんかごめんね、あたしまで来ちゃって。邪魔じゃない?」
「全然。今日は、木之本主催の同期で集まる会だから、美沙ちゃんがいても変じゃないよ」
「そっか😊」
李空がぴょんぴょんはしゃぐクーちゃんとなつみに茶々を入れる。
「おい、店の人に迷惑だから、大人しく座れ」
「何、李空。お前もハグされたいのかぁ!」
「💢」
「ヤダねー、しないもんねー😝」
「クラァッ💢」
「はきゃー😆」
李空は立ち上がり、なつみの首だけ腕を回して絞めた。なつみはとっても楽しそう。
こんな風に食卓を囲むのが、こんなにも幸せなことなのかと噛み締めつつ、男たちは「聞いてくれよ〜!」から始まる愚痴を次から次へと語っていた。
「なんか、大変そうだね」
「何が一番辛いって、部屋に帰っても独りってこと」
「それな」
「レン。今日泊まってって良いか」
「えっ、良いけど、でも、明日休みじゃないんでしょ?遅刻するって。やめときなよ」
「うぅ…」
しょんぼりするケイジなど、初めて見た一同。
「美沙ちゃん!こんな辛そうなケイジ初めて見たよ!一晩ウチで泊めてあげようよ!😣」
「いや、絶対ダメでしょ」
「さすがに遠慮する💧」
「えーん‼️なんとかしてあげたいよー‼️😭」
「何故、お前が誰よりも泣くんだよ💧」
「うわーん‼️みんなの眉間のシワが深くなってるんだもーん‼️老けたー‼️😭」
「心配してくれて嬉しいけど、俺らの感情超えてくんなよ」
「おじいちゃんがいっぱーい…シワっシワ😭」
「そんなに酷かねーだろ‼️😅」
なつみが仲間たちのストレスに同調し、泣き出したものだから、もう愚痴が言えそうになくなった。なつみがいるということは、こういうことなのである。
するとそこに。
「この子たちがおじいちゃんなら、ボクは何だろう。ね、なつみちゃん」
ポンと肩に手を置かれ、声のした真上を見上げると。
「京楽隊長⁉️」
「お疲れ様です‼️」と、ズババッと、なつみ以外の全員が起立して一礼した。
「お疲れ様😊」
「あわわ💓💦」
両手で口元を覆っているなつみの腕の間に自分の腕を通して、京楽はぎゅっと彼女を引き寄せた。
「こんばんは、なつみちゃん」
「こんばんは…💖」
(((((((女子か⁉️……、女子か)))))))
渋々、尾田は使っていない椅子をひとつ持ってきて、お誕生日席の位置に置いた。
「隊長、木之本の隣ですか?」
「いや、そこで良いよ。ありがと」
お誕生日席でみんなを眺められて、ご満悦な京楽。
「京楽隊長、もしかして俺をつけてきました?着替えまでして」
「当たり前だろ?」
そう、本日の京楽はいつもと雰囲気が違う。あの女物の着物も隊長羽織も死覇装も着ていない。
「青色もしゅてき…😍」
笠も被っておらず、これぞオフ、これぞ私服、これぞお忍びコーディネートであった。そしてなつみはメロメロである。
「キミが今日は定時で絶対帰るって、ウキウキして言うから、これはなつみちゃんと会うんだなぁと思って、バレないようについてきたの。そしたらこの通り」
つまり。
「俺らの愚痴、全部聞いてたんですね💧」
「うん😊」
落ち込んでも、時は戻らない。
「隊長たちには言わないでください🙏💦」
「それはどうかな〜。浮竹には言っちゃうかも」
「そんな殺生なぁ💦」
クーちゃんは、告げ口されそうでかわいそうだった。
「いや、俺なんて本人に聞かれてるから」
「弁明の余地無しだね」
「くぅぅ(泣)」
やはり不憫がお似合いの尾田である。
元いた席から酒と、新しい取り皿と箸を運んでもらって、この同期組のテーブルに居座る気満々の京楽。
「京楽隊長!揚げ出し豆腐おいしいですよ!」
いかがですかと揚げ出し豆腐をお勧めするなつみの前に置かれた皿には、何かの串揚げが5本も並んでいた。
「ありがとう。いただくよ。でも、なつみちゃんのお皿のも気になるな〜。何だい、それ?」
「エリンギです😊」
「そんなに好きなんだね〜(笑)」
「焼きより、揚げです👍」
「じゃあ…、後でボクのエリンギも😚」
「隊長‼️‼️💢」
言うと思った尾田が言い切る前に遮った。
「いや〜、尾田くんもボクの扱いに慣れてきたね😄」
なつみにとっては何のこっちゃである。
「京楽隊長のエリンギ❓」
「考えるな、木之本‼️」
このド助兵衛オヤジのどこにそんなに惚れるのかと不思議に思うが、言葉が通じていなければ引きようがないため、仕方がないのかとも納得してしまう。
「美沙ちゃんの視線が、痛いよ💦」
枝豆をかじる美沙は、軽蔑を込めて、京楽を目で殺しにかかっていた。
「そんな反応も嫌いじゃないけどね😌」
(エロクソヘンタイオヤジ💢)
「🙂❓」
「ボクもエリンギ頼んじゃお。すいませーん✋」