第四章
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なつみが瞼を閉じて、眠りに落ちるのと入れ替わりで、グァバッと目覚める男たち。
「ダァッ‼️」
「バァッ‼️」
「わぁっ💦」
「カァ〜😆」
「アァ…😣」
「えー…」
覚醒が進むと、レンが慌ててなつみを探す。
「木之本どこ行った💦」
「すぴー、すぴー😴」
「よかった。寝てるぅ😮💨」
ソファベッドで大人しく眠っていた。肩を撫で下ろすレンの周りでは、何が起きたのかと騒ぐ者とキスの思い出に浸る者で賑やかだった。
「お前ら静かにしろよ!木之本が起きちまうだろ!」
「お前がうるさいよ😕」
「レン、何があったか教えろよ」
かくかくしかじか…🐥
「マジか」
「マジだ。ホラー映画かと思ったよ」
「通りでお色気シーンがあったんだね。つか、良いな〜、尾田 。1人目でさ」
「俺のときは、水で気持ちリセットされてるけどね。一瞬溺れるかと思ったけど」
「今思えば、予兆はいくつもあったんだな。さすが木之本、問題を起こす天才」
「……」
「どうした、ケイジ。俺たちの愛を一身に受け止めちゃって、そんなに嬉しい😆❓」
なつみが全員とキスしていたこと、間接キスのラストが自分に回ってきたこと、それでも相手はなつみであって嬉しかったこと、ならばもっと味わえば良かったと後悔するが、味わったら5人の味までと思うと…、とどんどん湧いてくる思考に埋もれて、ケイジは頭を抱えていた。
「次、俺風呂入ってきていい?」
「どうぞ、と言いたいが、俺も早く入りたい」
「俺もヤバい」
「全員だろ」
「お前はもう入ったから、ダメですぅ」
「それとも何?ここでしちゃう?」
局部をそうした犯人、眠るなつみを眺め、その時を思い返しながらするというのか?
「じょーだん」
「ったりめーだ」
そして、じゃんけん大会が開かれた。
空はポツポツ雨模様、みんなスヤスヤ眠る頃、なつみはベッドを飛び出して、2階へ上がるよトントントン♪
夢の中に会いに来てくれたなつみは、触れてみると、まるで本当にそこにいるように暖かかった。酔っ払っていたのは嘘のように、いつものニコニコ笑顔でお話を聞いてくれる。
「お前のこと、ずっと好きだった。付き合って、デートして、キスして、そんな風に恋人として過ごしたいって思ってた。けど、俺たちはお前にとって、そういう存在じゃないってわかってる。俺たちは友達だもんな」
「友達でも足りないけどね。どんな名前かぼくにもわからなくて、うまく呼べないけど、でも、ぼくも特別にお前らのことが大好きだ。離れても、ずっとずっと好きだよ」
「愛してる、お前のこと」
「ぼくもだよ。愛してる、お前のこと」
「起きてる時に言えたら良いのに」
「じゃあ、また今度だ!」
「約束」
「約束!」
カーテンの隙間から朝日がスッと差し込んでいた。雨は上がり、清々しい青空が広がっている。
「くぁ〜🥱」
「もう朝ぁ?」
「早いな。帰る日だ」
「もっといたい…」
「二度寝したいぃ」
「グゥゥッ」
ひとり、苦しそうな人がいた。
「すげぇ寝相。顔に足がついてる」
「コイツのなわけねーだろ」
尾田がガバッと李空の布団をめくると、そこには。
「木之本💧」
李空の腰に抱きついて、彼の頬を足でグイと押しているなつみは、李空に頬を手でむにゅっと押されていた。
「よく寝れるな、これで」
「李空ったら、ピロートークしないで、マジでプロレスごっこしてたんだ」
「そいつらに甘い雰囲気なんか似合わねぇからな」
「もったいな。木之本に告ることが、この旅行の目的なのに」
「まぁ、これはこれで両想いじゃないとできない業なんじゃねーの?」
「喧嘩するほど仲が良いを体現するコンビだもんな」
「う゛ぅぅ…」
「うぶぶ…」
「記念に撮っとこ」
みるくセンターにて朝食をとっている時、二日酔いを訴えるなつみに無理矢理ブラックコーヒーを飲ませ、黙らせる6人を見て、女将さんはニヤニヤしていた。
「なーにかあったんでしょ〜。教えてよ〜😏」
「ヤです‼️」
「うゅ〜…頭痛いぃー…、苦いぃー☕️」
動物たちとスタッフさんたちにお別れの挨拶をするため、牧場をぐるっと歩いて回った。道中ずっとケイティは7人と一緒に歩き、尾田を拒んでいた馬は近づくと、尾田に頭を差し出して、撫でて欲しそうな素振りを見せた。牛舎に行くと、サンタにミルクを飲ませながら、なつみは話しかけた。
「元気でいてね。今日でお別れだけど、また会えると良いな」
お母さん牛は、優しくも寂しそうな眼差しで、こちらを見つめていた。
「このハート、忘れないよ」
荷物をまとめて車に乗せ、みるくセンターへコテージの鍵を返しに行った。
「お世話になりました」
「はーい。ありがとう。どうだった?この2泊3日。トラブルもあったけど、楽しく過ごせたかしら?」
「はい。良い経験がたくさんできました。今後の仕事への姿勢を見直すきっかけにもなりましたし」
「探偵の?😮」
「そうっす💦」
尾田がそんな態度をするものだからか知らないが、女将さんはカウンターからグッと身を乗り出してひそひそと尋ねてきた。
「で、誰がなつみちゃんと付き合ってるの?😆」
「んなッ⁉️何で急に‼️つ、付き合ってないです‼️俺らはみんな、友達なんで💦」
「え〜⁇」あやし〜と目で言ってくる。「ひとつくらいホントのこと教えてくれても良いじゃな〜い」
「え⁉️💦」
「探偵だなんて嘘でしょ?生年月日も怪しいし。名前は本当かもしれないけど😉」
そこまで疑っていて、よく泊めてくれたものだ。
「良い子そうだから、何も言わずに宿泊させてあげてたの。でもこればっかりは気になってしょうがないのよ😤もう誰〜?誰と付き合ってるのぉ?」
そんなこと有りなんだろうかと思われる中、カウンターの向こうから駄々をこねてくる。
「女将さんの勘は鋭いようですけど、そのことに関してはハズレですよ」
「そうそう。コイツには決まった人がいるんで」
そう言われると、ムスッとする女将さん。
「じゃあ何で、そんな、雰囲気変わってるのよー。明らかに昨日とちがーう。なつみちゃんを見ては、幸せそうに笑ってるじゃない。あなたたちが全員なつみちゃんに惚れてんのは、お見通しなんだからね‼️😤」
話題にされている当の本人は、頭が痛くて、身体の機能が半分以下にしか働いておらず、話を聞いていなかった。
「てっきりチューでもしちゃったのかと思ったのに」
((((((‼️⁉️💦))))))
もはやあなたが名探偵。
「つまんないの〜」
「く!車返す時間決まってるんで!そろそろ帰ります‼︎」
「お世話になりました!」
「楽しかったです。ありがとうございました!」
「最高の思い出できました!」
「さようなら!」
「またいつか!」
すたこらさっさと出口へ急ぐ6人に取り残されるなつみは、ポツリと白状した。
「コイツらにチューなんかするわけないじゃないですかぁ。気持ち悪い😑」
((((((⁉️💢))))))
「ふーん😕」
「帰るぞ、木之本‼️ボーッと突っ立ってんな‼️」
「オエッ」
尾田がなつみの首に腕を回し、彼女を引きずって歩いた。
「なつみちゃーん!みんなー!また遊びに来てねーっ😆」
女将さんは両手を振って見送ってくれた。
「オェィッ、ぎまずぉー(※来ますよ)」
えずきながらもなつみは最後の挨拶をする。
「ざょなな〜、オェッ。尾田、あなぜ、いどいであどぅげぅ(※さよなら。尾田、放せ、ひとりで歩ける)」
こうして卒業旅行は、なんとかあっという間に終了し、たくさんの思い出をお土産に、尸魂界へと帰っていった。
「俺らとチューすんのは気持ち悪いことなんだ。へぇ〜」
「そうだよ。オェーッだよ」
「あっそ」
「キスっていうのはね、特別大好きで、大切な人とするもんなの。万が一にも、まぁそんなことありっこないけど、くるくるパーになったら、ぼくがお前らにチューすることもあるかもしれないな。もしそうなったら、近づくんじゃね〜ぞ〜(笑)」
ヘラヘラと笑い、何も知らずにいる幸せ者を、少しでも虐めたくなった。
「お前昨日、くるくるパーだったぞ」
「は…?」
「くるくるパー」
「は…?」急に聞き取りづらくなったような。「は…?いやいやいや」
かくかくしかじか…🐥
「オォォォォォエッ‼️‼️」
「ダァッ‼️」
「バァッ‼️」
「わぁっ💦」
「カァ〜😆」
「アァ…😣」
「えー…」
覚醒が進むと、レンが慌ててなつみを探す。
「木之本どこ行った💦」
「すぴー、すぴー😴」
「よかった。寝てるぅ😮💨」
ソファベッドで大人しく眠っていた。肩を撫で下ろすレンの周りでは、何が起きたのかと騒ぐ者とキスの思い出に浸る者で賑やかだった。
「お前ら静かにしろよ!木之本が起きちまうだろ!」
「お前がうるさいよ😕」
「レン、何があったか教えろよ」
かくかくしかじか…🐥
「マジか」
「マジだ。ホラー映画かと思ったよ」
「通りでお色気シーンがあったんだね。つか、良いな〜、尾田 。1人目でさ」
「俺のときは、水で気持ちリセットされてるけどね。一瞬溺れるかと思ったけど」
「今思えば、予兆はいくつもあったんだな。さすが木之本、問題を起こす天才」
「……」
「どうした、ケイジ。俺たちの愛を一身に受け止めちゃって、そんなに嬉しい😆❓」
なつみが全員とキスしていたこと、間接キスのラストが自分に回ってきたこと、それでも相手はなつみであって嬉しかったこと、ならばもっと味わえば良かったと後悔するが、味わったら5人の味までと思うと…、とどんどん湧いてくる思考に埋もれて、ケイジは頭を抱えていた。
「次、俺風呂入ってきていい?」
「どうぞ、と言いたいが、俺も早く入りたい」
「俺もヤバい」
「全員だろ」
「お前はもう入ったから、ダメですぅ」
「それとも何?ここでしちゃう?」
局部をそうした犯人、眠るなつみを眺め、その時を思い返しながらするというのか?
「じょーだん」
「ったりめーだ」
そして、じゃんけん大会が開かれた。
空はポツポツ雨模様、みんなスヤスヤ眠る頃、なつみはベッドを飛び出して、2階へ上がるよトントントン♪
夢の中に会いに来てくれたなつみは、触れてみると、まるで本当にそこにいるように暖かかった。酔っ払っていたのは嘘のように、いつものニコニコ笑顔でお話を聞いてくれる。
「お前のこと、ずっと好きだった。付き合って、デートして、キスして、そんな風に恋人として過ごしたいって思ってた。けど、俺たちはお前にとって、そういう存在じゃないってわかってる。俺たちは友達だもんな」
「友達でも足りないけどね。どんな名前かぼくにもわからなくて、うまく呼べないけど、でも、ぼくも特別にお前らのことが大好きだ。離れても、ずっとずっと好きだよ」
「愛してる、お前のこと」
「ぼくもだよ。愛してる、お前のこと」
「起きてる時に言えたら良いのに」
「じゃあ、また今度だ!」
「約束」
「約束!」
カーテンの隙間から朝日がスッと差し込んでいた。雨は上がり、清々しい青空が広がっている。
「くぁ〜🥱」
「もう朝ぁ?」
「早いな。帰る日だ」
「もっといたい…」
「二度寝したいぃ」
「グゥゥッ」
ひとり、苦しそうな人がいた。
「すげぇ寝相。顔に足がついてる」
「コイツのなわけねーだろ」
尾田がガバッと李空の布団をめくると、そこには。
「木之本💧」
李空の腰に抱きついて、彼の頬を足でグイと押しているなつみは、李空に頬を手でむにゅっと押されていた。
「よく寝れるな、これで」
「李空ったら、ピロートークしないで、マジでプロレスごっこしてたんだ」
「そいつらに甘い雰囲気なんか似合わねぇからな」
「もったいな。木之本に告ることが、この旅行の目的なのに」
「まぁ、これはこれで両想いじゃないとできない業なんじゃねーの?」
「喧嘩するほど仲が良いを体現するコンビだもんな」
「う゛ぅぅ…」
「うぶぶ…」
「記念に撮っとこ」
みるくセンターにて朝食をとっている時、二日酔いを訴えるなつみに無理矢理ブラックコーヒーを飲ませ、黙らせる6人を見て、女将さんはニヤニヤしていた。
「なーにかあったんでしょ〜。教えてよ〜😏」
「ヤです‼️」
「うゅ〜…頭痛いぃー…、苦いぃー☕️」
動物たちとスタッフさんたちにお別れの挨拶をするため、牧場をぐるっと歩いて回った。道中ずっとケイティは7人と一緒に歩き、尾田を拒んでいた馬は近づくと、尾田に頭を差し出して、撫でて欲しそうな素振りを見せた。牛舎に行くと、サンタにミルクを飲ませながら、なつみは話しかけた。
「元気でいてね。今日でお別れだけど、また会えると良いな」
お母さん牛は、優しくも寂しそうな眼差しで、こちらを見つめていた。
「このハート、忘れないよ」
荷物をまとめて車に乗せ、みるくセンターへコテージの鍵を返しに行った。
「お世話になりました」
「はーい。ありがとう。どうだった?この2泊3日。トラブルもあったけど、楽しく過ごせたかしら?」
「はい。良い経験がたくさんできました。今後の仕事への姿勢を見直すきっかけにもなりましたし」
「探偵の?😮」
「そうっす💦」
尾田がそんな態度をするものだからか知らないが、女将さんはカウンターからグッと身を乗り出してひそひそと尋ねてきた。
「で、誰がなつみちゃんと付き合ってるの?😆」
「んなッ⁉️何で急に‼️つ、付き合ってないです‼️俺らはみんな、友達なんで💦」
「え〜⁇」あやし〜と目で言ってくる。「ひとつくらいホントのこと教えてくれても良いじゃな〜い」
「え⁉️💦」
「探偵だなんて嘘でしょ?生年月日も怪しいし。名前は本当かもしれないけど😉」
そこまで疑っていて、よく泊めてくれたものだ。
「良い子そうだから、何も言わずに宿泊させてあげてたの。でもこればっかりは気になってしょうがないのよ😤もう誰〜?誰と付き合ってるのぉ?」
そんなこと有りなんだろうかと思われる中、カウンターの向こうから駄々をこねてくる。
「女将さんの勘は鋭いようですけど、そのことに関してはハズレですよ」
「そうそう。コイツには決まった人がいるんで」
そう言われると、ムスッとする女将さん。
「じゃあ何で、そんな、雰囲気変わってるのよー。明らかに昨日とちがーう。なつみちゃんを見ては、幸せそうに笑ってるじゃない。あなたたちが全員なつみちゃんに惚れてんのは、お見通しなんだからね‼️😤」
話題にされている当の本人は、頭が痛くて、身体の機能が半分以下にしか働いておらず、話を聞いていなかった。
「てっきりチューでもしちゃったのかと思ったのに」
((((((‼️⁉️💦))))))
もはやあなたが名探偵。
「つまんないの〜」
「く!車返す時間決まってるんで!そろそろ帰ります‼︎」
「お世話になりました!」
「楽しかったです。ありがとうございました!」
「最高の思い出できました!」
「さようなら!」
「またいつか!」
すたこらさっさと出口へ急ぐ6人に取り残されるなつみは、ポツリと白状した。
「コイツらにチューなんかするわけないじゃないですかぁ。気持ち悪い😑」
((((((⁉️💢))))))
「ふーん😕」
「帰るぞ、木之本‼️ボーッと突っ立ってんな‼️」
「オエッ」
尾田がなつみの首に腕を回し、彼女を引きずって歩いた。
「なつみちゃーん!みんなー!また遊びに来てねーっ😆」
女将さんは両手を振って見送ってくれた。
「オェィッ、ぎまずぉー(※来ますよ)」
えずきながらもなつみは最後の挨拶をする。
「ざょなな〜、オェッ。尾田、あなぜ、いどいであどぅげぅ(※さよなら。尾田、放せ、ひとりで歩ける)」
こうして卒業旅行は、なんとかあっという間に終了し、たくさんの思い出をお土産に、尸魂界へと帰っていった。
「俺らとチューすんのは気持ち悪いことなんだ。へぇ〜」
「そうだよ。オェーッだよ」
「あっそ」
「キスっていうのはね、特別大好きで、大切な人とするもんなの。万が一にも、まぁそんなことありっこないけど、くるくるパーになったら、ぼくがお前らにチューすることもあるかもしれないな。もしそうなったら、近づくんじゃね〜ぞ〜(笑)」
ヘラヘラと笑い、何も知らずにいる幸せ者を、少しでも虐めたくなった。
「お前昨日、くるくるパーだったぞ」
「は…?」
「くるくるパー」
「は…?」急に聞き取りづらくなったような。「は…?いやいやいや」
かくかくしかじか…🐥
「オォォォォォエッ‼️‼️」