第四章
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それぞれの進路を確認した後、庭先からこちらに歩いてくる者がいた。
「みーんなっ。なつみちゃんにちゃーんと言えた?」
「市丸隊長!」
その姿を見るや、7人はピシッと正座をした。
「はい!聞きました。みんなの異動が決まったと」
「うん」
なつみのほっぺをよーく見てみる。
「泣いてへんね。良かった。ほんま、なつみちゃんは成長したんやな。みんなもほっとしたやろ?」
「はい」
みんなうんうんと頷いた。
「だって!こいつらが出世するって話ですよ?良い話じゃないですか。悲しいことなんてイッコも無いですよ😤」
ちっちゃい体をうんと反らせて胸を張り、大きな態度を見せるなつみの顔を、みんなが「ほんとかな〜?」と疑って見つめてきた。
「なんだよ!ほんとだもん!ぼくたちは大人だぞ!喜ばしい門出で、泣くもんか!爆笑で送り出してやらーな‼️」
そう言うものだから、男たちは肩をすくめて、やれやれと笑い合ってしまった。
「はいはい。明るく元気に、巣立ってもらおうな。キミららしく」
「もちろんです!」
「あと3ヶ月やね。一緒にいられる時間を、大事に過ごしや。悔いを残さんように。まぁ…、そう言うても、違う隊に行くだけで、一生の別れとちゃうから、そう深刻になることも無いねんけど」
こんな風に7人が揃っているのを眺めているのが、ここ数年での毎日の楽しみだった市丸にとっても、この決断は感慨深いものがあった。
「そこでや☝️」
と、唐突に話題を変えてきた。
「みんなに提案したいことがあんねん」
「提案?」
「せや。日頃の感謝を込めて、ボクからキミらに旅行をプレゼントしたいんよ♪」
「旅行⁉︎」
「そ♪」
「そんな、俺らが揃って休み取っちゃって、大丈夫なんですか?」
「まぁ、なんとかなるやろ。まだ日にちに余裕あるし、行き先は現世でも全然手続き間に合うて。1泊2日か、2泊3日なら、万が一問題が起きたかて、ボクらだけでどうにかできるわ。心配せんと、行っといで。今までほんまによう働いてくれたから、ご褒美あげたいんよ。思いっきりはしゃいで、楽しい思い出作ってきて」
「わーい!卒業旅行じゃん!」
感動しちゃって、みんなぱぁっと明るくなった顔を見合わせる。
「なんなら、お金も出したるし」
「え⁉︎そこまでして頂かなくても💦」
「ほら、ボク、お金かける趣味持ってないやん。貯まってくばっかりなんよ。みんなのために使わせてー。こんな時こそ、甘えてやぁ、な?」
さすがにお金まで出されると、気が引けてしまう中、ひとり、「はいはいはーい!✋」と挙手する者有り。
「はい、なつみちゃん」
「はーい!ガラパゴスに行きたいです‼️😆」
((((((は…?))))))
「同世代のカメちゃんに会ってみたいです🐢」
「…😑」
絶句…。
「つか、何お前ついてくる気満々でいるんだよ‼︎」
「え⁉︎」
「そうだよ!これは俺たちの卒業旅行だろ!」
「え⁉︎」
「なつみ、何からも卒業しないじゃん」
「え⁉︎」
「今回は俺らが主役だ」
「え⁉︎」
「俺らが行きたいとこに行くの!」
「え⁉︎」
「お前は、俺たちが抜ける穴を埋める、留守番要員だ!」
「えーーーッ‼️⁉️行かせてよー‼️‼️😫💦」
床の間の前から縁側に走って、市丸に訴える。
「アイツら、ぼくを虐めてきますぅ‼️仲間はずれにしたら、アカンやろ〜って言ってやってくださいよ、隊長‼️」
縁側のおかげで、市丸と目線が同じくらいの高さにあるなつみ。
「なつみちゃん…、大人になったんやろ?駄々っ子言わないの。ボクと一緒にお土産待ってよーな」
「😱」
おわた…、と膝からゆっくり崩れ落ちていく。「ぅわぁぁぁぁぁーーーッ‼️‼️‼️」と叫ぼうと、天を仰いで大きく息を吸ったら、市丸に口を片手で塞がれた。
「むぐぅ〜‼️‼️‼️」
塞がれたままほっぺをむにむにされる。
「うーそっ♪ なつみちゃんも行っといで」
「うにゅにゅにゅにゅ、にょっにょー!(やったー)🙌」
「置いてけぼり喰らって、ご機嫌斜めななつみちゃんなんか、使い物にならへんもん、どうせ」
「ふにゅー😠」
「そんなことないもんて?ほな、残ってくれるん?」
「にゃにゃー‼️‼️(やだー)」
「な、みんな、なつみちゃんつれてったってや。男6人で行くんも、むさ苦しいやろうし。それに…」
口を塞いでいた手を離して、今度はその両手でなつみの耳を塞いだ。そして念のため、声を潜めて言う。
「離れ離れになる前に、この子への想いを伝える機会欲しいやんな😊」
ぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽっ、と揃いも揃って頬を赤らめた。
「フラれてまうやろうけど、ケジメつけてから次に進む方が、キミらのためやと思うで」
市丸の声は聞こえるが、内容が聞き取れなくてムズムズするなつみ。
「むぅ〜、何の話してるんですか?また意地悪ですか?」
耳から手を離してあげた。
「うん♪」
「えー😫」
「そんな悪いこととちゃうから、身構えんといてあげて。ほんまはこの子ら、なつみちゃんとお出かけしたいんやから」
「ん?」
どういうことだろうと思いつつ、市丸に肩を持たれて、みんなの方を向くように体をくるーっと回された。
「一緒に旅行行って良いってこと?」
期待を込めて、なつみは尋ねた。
何と答えてやろうかと、クスッと笑ってしまう仲間たち。
「あぁ。一緒に決まってるだろ?」
「俺ら、7こイチだし」
「さっきのは悪ノリしただけだからな。本気にすんなよ」
「6人で行っても楽しいだろうけど、木之本がいたら、どこ行ったってもっと楽しくなるもんな!」
「おう。だから居てもらわなきゃ困る」
「そうそう、荷物持ちとして😏」
「「「「「「李空ぅー‼️‼️」」」」」」
ゴングが鳴り響いたような気がして、なつみは李空に飛びかかり、今度こそ取っ組み合いをおっ始めた。それを他所に他の5人で、旅行の行き先はどこが良いか、案を出し合ってみることにした。
「やっぱり遊びに行きたいよね」
「遊園地とか?」
「発想が若いなぁ😄」
「俺、絶叫系苦手なんだよな」
「尾田ならさ、身長ありすぎで、逆に乗れないんじゃない?木之本も身長制限で引っかかりそう(笑)」
「何だとー⁉︎ぼくは全部乗れるぞ‼︎絶叫マシーンより、お化け屋敷の方が無理だね‼︎」
「お化け相手の仕事してる人が、何言うてんの。ケンカに集中しなさい。舌噛むで」
「グランピングとかどう?セレブ気分でバーベキューすんの」
「えー、なんか、俺らっぽくなくない?」
「そう?オシャレで良いと思うけど」
「思い切ってハワイとかは?」
「常夏の海かぁ…、良いな。でも、英語できないもんなぁ。まぁ、木之本がいるから大丈夫か」
「ハワイよりガラパゴスだよ‼︎」
「だから、そこはお前しか行きたがってないだろ?却下だ」
「じゃあ、フィンランドでサンタさんに会う!ラップランド!」
「会ってどうすんだよ…」
「次のクリスマスプレゼントお願いするに決まってるだろ。良い子にしてるんだから」
(子供だな…)
「んー、俺は現世でどっか行くなら、日本が良いな」
「せやなぁ、その方が楽やもんね。海外やと、パスポートの用意とか、ホテルの予約とか、準備が大変やから」
「市丸隊長は、何かオススメありませんか?」
「うーん…、そうやなぁ、ボクやったら、温泉でゆっくりしたいかも」
「それ、良いですね!」
「旅館でおいしいもの食べたりね😋」
「うわ、最高じゃん」
「絶対混浴だからな‼️‼️‼️」
「は…😦❓」
「そっか、なつみちゃん、普通のとこやと、ひとりぼっちになってまうもんな」
「ちょっと、隊長!かわいそうみたいに言うのやめてくださいよ!混浴行くなら、温泉は却下です!」
「そんなぁー!一緒にお風呂入るくらい良いじゃねーか‼︎ケチぃ‼️」
「俺らは大丈夫だけど、尾田が鼻血出してぶっ倒れるから、ダメ」
(いや、みんなぶっ倒れるやろ)
「決まんないじゃーん!」
「木之本がわがまま言うからだろ?」
「えー?尾田のNGの方が多くない?」
「いろいろ調べてから決めれば良いだろ」
「せやでぇ、ゆっくりみんなで決めたらええわ。もうとっくにお昼休憩終わってるし☺️」
「「「「「「「え……💧」」」」」」」
時計を確認。
「「「「「わぁーッ‼️‼️💦」」」」」
「マジか⁉︎副隊長に叱られる!」
「隊長、もっと早く言ってくださいよ!」
「大事なお話やったから、ちょっとくらい遅刻したってええやん」
「「「「「「「良くないですーッ💨💨💨」」」」」」」
そう吐き捨てると、かなりの音を立てながら、7人は急いで自分たちの仕事部屋に走っていった。
「ほんま若いなぁ…(笑)」
あと3ヶ月。しみじみと、これまでとこれからを思う市丸。
「やっと離れてくれるんやね。時間、かけすぎてもうたわ」
トン、トン、トン…、なんとなく胸のところを優しく叩いてみた。
「みーんなっ。なつみちゃんにちゃーんと言えた?」
「市丸隊長!」
その姿を見るや、7人はピシッと正座をした。
「はい!聞きました。みんなの異動が決まったと」
「うん」
なつみのほっぺをよーく見てみる。
「泣いてへんね。良かった。ほんま、なつみちゃんは成長したんやな。みんなもほっとしたやろ?」
「はい」
みんなうんうんと頷いた。
「だって!こいつらが出世するって話ですよ?良い話じゃないですか。悲しいことなんてイッコも無いですよ😤」
ちっちゃい体をうんと反らせて胸を張り、大きな態度を見せるなつみの顔を、みんなが「ほんとかな〜?」と疑って見つめてきた。
「なんだよ!ほんとだもん!ぼくたちは大人だぞ!喜ばしい門出で、泣くもんか!爆笑で送り出してやらーな‼️」
そう言うものだから、男たちは肩をすくめて、やれやれと笑い合ってしまった。
「はいはい。明るく元気に、巣立ってもらおうな。キミららしく」
「もちろんです!」
「あと3ヶ月やね。一緒にいられる時間を、大事に過ごしや。悔いを残さんように。まぁ…、そう言うても、違う隊に行くだけで、一生の別れとちゃうから、そう深刻になることも無いねんけど」
こんな風に7人が揃っているのを眺めているのが、ここ数年での毎日の楽しみだった市丸にとっても、この決断は感慨深いものがあった。
「そこでや☝️」
と、唐突に話題を変えてきた。
「みんなに提案したいことがあんねん」
「提案?」
「せや。日頃の感謝を込めて、ボクからキミらに旅行をプレゼントしたいんよ♪」
「旅行⁉︎」
「そ♪」
「そんな、俺らが揃って休み取っちゃって、大丈夫なんですか?」
「まぁ、なんとかなるやろ。まだ日にちに余裕あるし、行き先は現世でも全然手続き間に合うて。1泊2日か、2泊3日なら、万が一問題が起きたかて、ボクらだけでどうにかできるわ。心配せんと、行っといで。今までほんまによう働いてくれたから、ご褒美あげたいんよ。思いっきりはしゃいで、楽しい思い出作ってきて」
「わーい!卒業旅行じゃん!」
感動しちゃって、みんなぱぁっと明るくなった顔を見合わせる。
「なんなら、お金も出したるし」
「え⁉︎そこまでして頂かなくても💦」
「ほら、ボク、お金かける趣味持ってないやん。貯まってくばっかりなんよ。みんなのために使わせてー。こんな時こそ、甘えてやぁ、な?」
さすがにお金まで出されると、気が引けてしまう中、ひとり、「はいはいはーい!✋」と挙手する者有り。
「はい、なつみちゃん」
「はーい!ガラパゴスに行きたいです‼️😆」
((((((は…?))))))
「同世代のカメちゃんに会ってみたいです🐢」
「…😑」
絶句…。
「つか、何お前ついてくる気満々でいるんだよ‼︎」
「え⁉︎」
「そうだよ!これは俺たちの卒業旅行だろ!」
「え⁉︎」
「なつみ、何からも卒業しないじゃん」
「え⁉︎」
「今回は俺らが主役だ」
「え⁉︎」
「俺らが行きたいとこに行くの!」
「え⁉︎」
「お前は、俺たちが抜ける穴を埋める、留守番要員だ!」
「えーーーッ‼️⁉️行かせてよー‼️‼️😫💦」
床の間の前から縁側に走って、市丸に訴える。
「アイツら、ぼくを虐めてきますぅ‼️仲間はずれにしたら、アカンやろ〜って言ってやってくださいよ、隊長‼️」
縁側のおかげで、市丸と目線が同じくらいの高さにあるなつみ。
「なつみちゃん…、大人になったんやろ?駄々っ子言わないの。ボクと一緒にお土産待ってよーな」
「😱」
おわた…、と膝からゆっくり崩れ落ちていく。「ぅわぁぁぁぁぁーーーッ‼️‼️‼️」と叫ぼうと、天を仰いで大きく息を吸ったら、市丸に口を片手で塞がれた。
「むぐぅ〜‼️‼️‼️」
塞がれたままほっぺをむにむにされる。
「うーそっ♪ なつみちゃんも行っといで」
「うにゅにゅにゅにゅ、にょっにょー!(やったー)🙌」
「置いてけぼり喰らって、ご機嫌斜めななつみちゃんなんか、使い物にならへんもん、どうせ」
「ふにゅー😠」
「そんなことないもんて?ほな、残ってくれるん?」
「にゃにゃー‼️‼️(やだー)」
「な、みんな、なつみちゃんつれてったってや。男6人で行くんも、むさ苦しいやろうし。それに…」
口を塞いでいた手を離して、今度はその両手でなつみの耳を塞いだ。そして念のため、声を潜めて言う。
「離れ離れになる前に、この子への想いを伝える機会欲しいやんな😊」
ぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽっ、と揃いも揃って頬を赤らめた。
「フラれてまうやろうけど、ケジメつけてから次に進む方が、キミらのためやと思うで」
市丸の声は聞こえるが、内容が聞き取れなくてムズムズするなつみ。
「むぅ〜、何の話してるんですか?また意地悪ですか?」
耳から手を離してあげた。
「うん♪」
「えー😫」
「そんな悪いこととちゃうから、身構えんといてあげて。ほんまはこの子ら、なつみちゃんとお出かけしたいんやから」
「ん?」
どういうことだろうと思いつつ、市丸に肩を持たれて、みんなの方を向くように体をくるーっと回された。
「一緒に旅行行って良いってこと?」
期待を込めて、なつみは尋ねた。
何と答えてやろうかと、クスッと笑ってしまう仲間たち。
「あぁ。一緒に決まってるだろ?」
「俺ら、7こイチだし」
「さっきのは悪ノリしただけだからな。本気にすんなよ」
「6人で行っても楽しいだろうけど、木之本がいたら、どこ行ったってもっと楽しくなるもんな!」
「おう。だから居てもらわなきゃ困る」
「そうそう、荷物持ちとして😏」
「「「「「「李空ぅー‼️‼️」」」」」」
ゴングが鳴り響いたような気がして、なつみは李空に飛びかかり、今度こそ取っ組み合いをおっ始めた。それを他所に他の5人で、旅行の行き先はどこが良いか、案を出し合ってみることにした。
「やっぱり遊びに行きたいよね」
「遊園地とか?」
「発想が若いなぁ😄」
「俺、絶叫系苦手なんだよな」
「尾田ならさ、身長ありすぎで、逆に乗れないんじゃない?木之本も身長制限で引っかかりそう(笑)」
「何だとー⁉︎ぼくは全部乗れるぞ‼︎絶叫マシーンより、お化け屋敷の方が無理だね‼︎」
「お化け相手の仕事してる人が、何言うてんの。ケンカに集中しなさい。舌噛むで」
「グランピングとかどう?セレブ気分でバーベキューすんの」
「えー、なんか、俺らっぽくなくない?」
「そう?オシャレで良いと思うけど」
「思い切ってハワイとかは?」
「常夏の海かぁ…、良いな。でも、英語できないもんなぁ。まぁ、木之本がいるから大丈夫か」
「ハワイよりガラパゴスだよ‼︎」
「だから、そこはお前しか行きたがってないだろ?却下だ」
「じゃあ、フィンランドでサンタさんに会う!ラップランド!」
「会ってどうすんだよ…」
「次のクリスマスプレゼントお願いするに決まってるだろ。良い子にしてるんだから」
(子供だな…)
「んー、俺は現世でどっか行くなら、日本が良いな」
「せやなぁ、その方が楽やもんね。海外やと、パスポートの用意とか、ホテルの予約とか、準備が大変やから」
「市丸隊長は、何かオススメありませんか?」
「うーん…、そうやなぁ、ボクやったら、温泉でゆっくりしたいかも」
「それ、良いですね!」
「旅館でおいしいもの食べたりね😋」
「うわ、最高じゃん」
「絶対混浴だからな‼️‼️‼️」
「は…😦❓」
「そっか、なつみちゃん、普通のとこやと、ひとりぼっちになってまうもんな」
「ちょっと、隊長!かわいそうみたいに言うのやめてくださいよ!混浴行くなら、温泉は却下です!」
「そんなぁー!一緒にお風呂入るくらい良いじゃねーか‼︎ケチぃ‼️」
「俺らは大丈夫だけど、尾田が鼻血出してぶっ倒れるから、ダメ」
(いや、みんなぶっ倒れるやろ)
「決まんないじゃーん!」
「木之本がわがまま言うからだろ?」
「えー?尾田のNGの方が多くない?」
「いろいろ調べてから決めれば良いだろ」
「せやでぇ、ゆっくりみんなで決めたらええわ。もうとっくにお昼休憩終わってるし☺️」
「「「「「「「え……💧」」」」」」」
時計を確認。
「「「「「わぁーッ‼️‼️💦」」」」」
「マジか⁉︎副隊長に叱られる!」
「隊長、もっと早く言ってくださいよ!」
「大事なお話やったから、ちょっとくらい遅刻したってええやん」
「「「「「「「良くないですーッ💨💨💨」」」」」」」
そう吐き捨てると、かなりの音を立てながら、7人は急いで自分たちの仕事部屋に走っていった。
「ほんま若いなぁ…(笑)」
あと3ヶ月。しみじみと、これまでとこれからを思う市丸。
「やっと離れてくれるんやね。時間、かけすぎてもうたわ」
トン、トン、トン…、なんとなく胸のところを優しく叩いてみた。