第三章
夢小説設定
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そんな日があってから、なんやかんやと数週間経っての隊首会だったのだ。隊首会を開くようなネタが見つからず、何かのついでになつみの話をするつもりが、メインの議題にしてしまった元柳斎。なつみと話した日からあまり空けては良くないと思い、このようなタイミングで召集をかけたらしい。
なつみの改造計画トレーニングが始まり、結構経っているため、既に個別レッスンは何度と行われている。ということは?
「雀部よ、お前、なつみがあちこちで顔を出しておること、知っておったな?」
さっと一歩、元柳斎から距離を取る雀部。
「💢」
「きかれませんでしたから💦」
「子供の言い訳かァ‼️」
そろっと列から、京楽が顔を覗かせた。
「まぁまぁ、山じい、そんな怒んなさんなって。なつみちゃんの知らないこと知れて、良かったじゃない。みんなもそうでしょ?」
「何故お前に諭されにゃならん。…その通りじゃがの」
「情報の共有は大事だからね。はぁ〜、今日の会議は稀に見る楽しい回だったな」
正直、もう終わった気分。
「そうじゃの。平和そのものじゃ」
たまには、こんな集まりも悪くないと思える。
「はいはーい!山じい、しつもーん!✋」
京楽は手をふりふり挙手した。
「何じゃ」
「ずーっと気になってたんだけど、もしかしてなつみちゃん、この建物のどこかにいる?」
「⁉︎」
全員の視線が京楽に集まり、すかさず、元柳斎へと戻った。
「よう気付いたの…」
「やっぱり‼︎そんな感じがしてたんだよ」
そう言われると、確かになつみの霊圧が近くで感じられた。
「ほんまや。おるわ。遠くにも感じるけど」
「なんだか楽しそうだ。何をしているのかな」
だが次の男には特殊な能力が備わっているため、あることに気付いていた。
「ずっと音楽が聞こえていたから、変だなとは思っていたが。そうか」
東仙だった。
「すごいな。防音のはずだが、聞こえたか。さすがだな」
どういうことかと、雀部の言葉に耳を傾ける。
「彼女は今、私の音楽室でピアノを弾いているんだ」
全ての単語に「はぁ?」とツッコミたいところだが、ちょっと我慢しよう。
「聴きに行きたーい‼️ねぇねぇ、もう話は全部終わったよね!ね!ねっ!」
それを知っちゃあ、もう居ても立っても居られない京楽は、元柳斎の同意をわんこのようにウズウズして待った。
「あぁ、終いじゃ」
「やったー‼︎」
もう京楽の姿は無い。
「あいつ、場所わかってるのか?」
開け放たれた出口を見ながら、浮竹が呆れていた。
「浮竹よ、お前も奴についていけ。なつみと会うておかねばならんからの」
「はい。わかりました」
元柳斎に言われ、浮竹も会議室を出ていった。
「おーい、京楽、待ってくれー!」
残った12人。
「本日の隊首会は、これにて終了。帰って良いぞ」
解散し、ぞろぞろと退室する隊長たち。
「ボクもなつみちゃんとこ行こ♪」
「僕も行こうかな」
「儂らも行くぞ。あの子に伝えてやらにゃならん」
「キミたちはどうする」
どうする…?
なつみの改造計画トレーニングが始まり、結構経っているため、既に個別レッスンは何度と行われている。ということは?
「雀部よ、お前、なつみがあちこちで顔を出しておること、知っておったな?」
さっと一歩、元柳斎から距離を取る雀部。
「💢」
「きかれませんでしたから💦」
「子供の言い訳かァ‼️」
そろっと列から、京楽が顔を覗かせた。
「まぁまぁ、山じい、そんな怒んなさんなって。なつみちゃんの知らないこと知れて、良かったじゃない。みんなもそうでしょ?」
「何故お前に諭されにゃならん。…その通りじゃがの」
「情報の共有は大事だからね。はぁ〜、今日の会議は稀に見る楽しい回だったな」
正直、もう終わった気分。
「そうじゃの。平和そのものじゃ」
たまには、こんな集まりも悪くないと思える。
「はいはーい!山じい、しつもーん!✋」
京楽は手をふりふり挙手した。
「何じゃ」
「ずーっと気になってたんだけど、もしかしてなつみちゃん、この建物のどこかにいる?」
「⁉︎」
全員の視線が京楽に集まり、すかさず、元柳斎へと戻った。
「よう気付いたの…」
「やっぱり‼︎そんな感じがしてたんだよ」
そう言われると、確かになつみの霊圧が近くで感じられた。
「ほんまや。おるわ。遠くにも感じるけど」
「なんだか楽しそうだ。何をしているのかな」
だが次の男には特殊な能力が備わっているため、あることに気付いていた。
「ずっと音楽が聞こえていたから、変だなとは思っていたが。そうか」
東仙だった。
「すごいな。防音のはずだが、聞こえたか。さすがだな」
どういうことかと、雀部の言葉に耳を傾ける。
「彼女は今、私の音楽室でピアノを弾いているんだ」
全ての単語に「はぁ?」とツッコミたいところだが、ちょっと我慢しよう。
「聴きに行きたーい‼️ねぇねぇ、もう話は全部終わったよね!ね!ねっ!」
それを知っちゃあ、もう居ても立っても居られない京楽は、元柳斎の同意をわんこのようにウズウズして待った。
「あぁ、終いじゃ」
「やったー‼︎」
もう京楽の姿は無い。
「あいつ、場所わかってるのか?」
開け放たれた出口を見ながら、浮竹が呆れていた。
「浮竹よ、お前も奴についていけ。なつみと会うておかねばならんからの」
「はい。わかりました」
元柳斎に言われ、浮竹も会議室を出ていった。
「おーい、京楽、待ってくれー!」
残った12人。
「本日の隊首会は、これにて終了。帰って良いぞ」
解散し、ぞろぞろと退室する隊長たち。
「ボクもなつみちゃんとこ行こ♪」
「僕も行こうかな」
「儂らも行くぞ。あの子に伝えてやらにゃならん」
「キミたちはどうする」
どうする…?