2話:写真
夢小説設定
この小説の夢小説設定ハートの海賊団の戦闘員
戦闘がなければご飯を作ったり、洗濯といった身の回り担当
ロー、ベポ、ペンギン、シャチの幼馴染
4人が海に出る前に知り合い、そのままハートの海賊団の仲間入り
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◆◇◆◇
「お待たせー!あったよー!」
「おれらの写真……隠してた?」
「隠してないわ!埋もれてただけ!」
「それを人呼んで隠してる。」
「うるさい、ペンギン!」
「見せてください!」
持ってきた写真を4人で覗き込むように見る。
(ちゃんと見てなかったけど、海出る前に撮ったやつじゃん。)
少し幼さが出る写真で、
ペンギン:舌出し変顔
シャチ:顔面崩壊レベルの変顔でローとオルカに肩組んでいる
ロー:シャチの方を見て何か言ってる
オルカ:肩組まれて固まるぎこちない笑顔
ベポ:天使の満面の笑み
「キャプテン、昔からかっこいいっすね!」
「えっ?」
「シャチ、お前じゃない。」
「殴るぞ。」
「…この人、オルカさんですよね?」
新人くんは写真のわたしを指差す。
髪も今よりもずっと短く、男に間違われるのが日常茶飯事だった頃の。
「そだよー。」
「雰囲気、全然違いますね。」
「オルカ、かっこいいバージョンな。」
「シャチうるさい!」
「……かっこいいっていうか、」
「ん?」
「なんか、今よりちょっと話しかけにくいっすね。」
「話すより殴り合った方が早そうだろ?」
「物騒!?」
「ペンギンとシャチぐらいなら今でも殴り合う自信はある。」
「ついに言葉忘れたか、脳筋ゴリラ。」
「単純脳筋ゴリラ。」
「誰がゴリラじゃい!」
シャチとペンギンにゲンコツをお見舞いした。
わたしが笑うものだから新人くんもつられて笑う。
「…これ誰が撮ったんですか?」
「クソジジイ、よ。」
「は…?クソジジイ…?」
「「あー、クソジジイな。」」
「?…誰ですか?」
「海に出る前の、ね。自称“天才発明家”ね。」
わたしが笑うものだから、ペンギンもシャチも口元を緩ませる。
(…元気にしてるかな。)
「みんなー!ご飯できたよー!」
ベポが甲板に出てきてくれた。
「おー!行くわー。」
「あ、片付けます!」
「いいよいいよ!部屋寄るついでにいつものとこ置いて行くから。」
「え、でも…。」
「ゴリラに任せとけって。お前より断然力あんぞ?」
「誰がゴリラですってー!?」
「ほら、逃げろー!」
シャチは新人の背中を押して食堂の方に向かって行った。
「もー!」
ペンギンはひょいと軽々、桶と板を持ってくれる。
「あ、ごめん。ありがと。」
「……笑えるようになったんだな。」
「えー、何それー。」
「いや、別に。」
「ん?」
「前はさ、もっと──」
「なに?…続きは?」
「……やめとく。」
「何さ〜。」
◆◇◆◇
「あー、笑った笑った。」
あの後、ベポ、キャプテンも混じって昔の話に花を咲かせた。
(元気してるといいな……。)
思い浮かぶはサンバイザーと変な柄シャツを着たじいさんの姿。
自称“天才発明家”様。
ガラクタばっか作ってたけど。
あの家で過ごした生活を少し思い出す。
自然と笑みが溢れた。
「……悪くない時間だったな。」
そっと手元の宝箱を開ける。
開けると、白や黒といった様々な色の貝殻や歪なハートや綺麗に整った星形といった様々な変わった形の貝殻、おもちゃの指輪がある。
「一緒に入れてやるか。」
もう一度、手元にある写真を見る。
「…仲間、だもんな。」
ぽんと写真を入れた。
終