1話:おまじない
夢小説設定
この小説の夢小説設定ハートの海賊団の戦闘員
戦闘がなければご飯を作ったり、洗濯といった身の回り担当
ロー、ベポ、ペンギン、シャチの幼馴染
4人が海に出る前に知り合い、そのままハートの海賊団の仲間入り
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「ねえ、なんで貝殻集めてると思う?」
「別に、綺麗だからってだけじゃないよ」
「思い出を閉じ込めてるの」
「ひとつひとつにさ、ちゃんと入れてるんだ」
「もしさ」
「最後にそれを持って沈めてもらえたら」
「海の向こうでも、ちゃんと思い出せるでしょ」
「だから……おまじないみたいなもの」
━━あのときペンギンはなんて返事してくれたんだっけ。
そんなことを考えながら、料理を作っていた。
鍋からはグツグツと煮えた音が聞こえ、フライパンからは香ばしい匂いがする。
「オルカ。飯できたー?」
「あ、うん!もうできた!シャチ、お皿とか出してて!」
ひょこっとキッチンを覗いたシャチ。
美味しそうな匂いに釣られてやって来たようだ。
「おっ、今日もうまそー!用意させていただきますっ!」
「ペンギンー、そろそろ他のみんな呼びに行ってきてー。」
机を拭いていたペンギンに声をかけた。
「台拭きどうすればいい?」
「そこ置いてていいよー。シャチが洗ってくれるから。」
「おれっ!?」
「シャチ任せた。みんな呼びに行ってくる。」
「あー、はいはい。任されましたよー。」
シャチが用意してくれたお皿に料理を盛り付けていった。
(よし、今日も完璧!)
「シャチー、机に運んでー!」
そうこうしていたらロー、ベポと共に数人の船員たちも食堂に集まってきた。
(キャプテン来てる!チャンス!)
「ねえねえ、キャプテン。お酒、ちびーっと飲んでもいい?コップ1杯でいいんで!」
どうか!と手を合わせて、誠心誠意を示す。
1ヶ月の禁酒令を出されて以来飲めていない。
今日でちょうど1ヶ月。
(…なんで禁酒令出されたか忘れちゃったけど。)
「……命令出した理由、思い出せたらな。」
ギロっと隈の濃い目で睨まれた。
「えー!殺生なぁ……。」
ローとベポは先にペンギンとシャチがいるテーブルに向かった。
(……思い当たらない!頑張って思い出せ、先月のわたし!)
頭の中で先月飲んだときを思い出そう。
二日酔いで死んだ記憶は……ない。
あの日、穏やかな海だったから戦闘には……なってない。
唐揚げ揚げつつ飲んで、ご飯のときにも飲んで、シャチの晩酌に付き合って……。
…あれ?今回、誰にも迷惑かけてなくない…?
シャチがニヤニヤ笑っているのが見えた。
ご飯を食べながら、ニヤニヤ笑ってくる。
(は!?)
「え、やっぱ何かやったってこと!?」
「オルカがお酒飲みすぎて、脱衣所で寝てたからだよ!」
間髪を入れず、ベポが答えてくれた。
「……ベポ。」
「あ、ごめん!キャプテン!」
「……面目ないです。お酒飲んだあとは部屋で寝ます…。」
「…酒に飲まれるなって言ってんだ。」
(ひー、睨みがキツイ〜!)
「戦闘になったらちゃんと戦いますので、なにとぞ!」
「当たり前の話過ぎて話にならん。」
「キャプテ〜ン!お願いしますよぉ!」
キャプテン以外のみんながクスクス、ニヤニヤ笑ってるが、気にしない。
お酒が飲めるならなんだってする。
「はー……っ。前回の戦績に免じてコップ1杯だけな。」
「さすがキャプテン!ありがとうございます!今日少し冷えるから助かります!」
すかさずドンっと大きなジョッキを棚から出す。
(コップ1杯って言ったけど、どんなコップとは言ってないもんねー。)
「……オルカ。」
「コ、コップ1杯って言ったもん!」
「…好きにしろ。」
(やったー!折れてくれた!)
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