出会い
夢小説設定
この小説の夢小説設定・キラーのことが好きな女主人公
・預かることになった赤ちゃん(性別を感じさせないように書いてます)
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船は2人が帰ってからすぐに新たな島へと出航した。
そして船に戻った2人は少し照れくさそうに食料庫で荷解きをするのだった。
「キラーって…子供……欲しい?」
キラーはユメに突然思ってもいなかったことを言われて酷く動揺してしまい、持っていたキャベツを数個落とした。
「危ないなぁ!ちゃんとキャベツ、いつもの箱にしまってよ!手から落ちてるじゃん!ねえ聞いてる?ねえ、キラー!」
キラーは質問に答えないまま、自分のマスクを外しユメの唇をキスで塞いだ。
キラーの口紅がユメの唇に色移りするのも構わず、何度も何度もしつこく唇を重ねた。
キラーはユメの細い腰に手を回し、
「こういうことだ。」
ここで漸く2人の唇が離れた。
「意味わかんない!ダーリンって言われて動揺してたくせに!」
ユメは顔を真っ赤にしながらキラーの口紅が付いたであろう自分の唇を何度も手で擦った。
ユメの手には所々と口紅がついており、先程のキスが激しかったことが物語っていた。
「ほんと意味わかんない!」
ユメはぶつくさ文句を言うが、満更ではない顔をしている。
するとネコの鳴き声のようなものが聞こえてきた。
「キラー、なんかネコの鳴き声聞こえない?ネコついてきちゃった?早くどうにかしなくちゃ。」
キラーはユメのコロコロ変わる表情を見て楽しんでいた。
怒ったかと思えば、次は不安な表情。
見ていて飽きないとユメのことを視線で追い、無言でユメを見続けた。
ユメは声が聞こえたであろう荷解き出来ていない木箱を開けた。
「キラー、赤ちゃんいるんだけど…。」
どっからどう見ても人間の赤ちゃんが入っていた。
おくるみに巻かれてご丁寧に拾ってくださいと書かれたメモ書きもある。
「……は?」
「なんで?てか出航して時間経ってるのになんで今!?音立てなよ、赤ちゃん!」
「……キッドたちにおれたちの子供ができたって言うか?」
「そんな面白くないボケやめてよ!どうしよ、どうしよ。キッドに見つかったら…。」
「オレに見つかったら?」
「キッドに見つかったらって、えー、ちょっと!キッドいるじゃん!1回キッド追い出そう!そうしよう!キラーと作成会議するから!じゃっ!」
ユメはキッドが作成会議に入れないようにグイグイと扉の外へと追い出した。
「やっぱりわたしたちの子供ができたってことでいこう!」
「そうだな!」
キラーとユメのでかい声での作戦会議をしたみたいで、扉を開けながら
「いや、丸聞こえだっつーの。キッド海賊団にkidはもういらねーから!お前らおれの世話で手いっぱいだろ!」
「「違いない!」」
ユメとキラーが珍しくハモった。
「だが残念な話がある。これから特殊な海域に入るってよ。言っとくがさっきの島には2度と戻れねぇからな。次の島に寄るまで精々コイツの世話しろよ。ここで死んだらさすがに夢見悪ぃからよ。」
キッドは新しいおもちゃを手に入れたように、性格が悪い笑みを浮かべた。
奇しくもユメとキラーの2人の子育てが始まるのだった。
終