男「好きです！俺と付き合ってください！」

俺の目の前で幼馴染みのミヒが告白されていた。

俺は笑いを堪えながら見ていた。

少しだけ不愉快な気持ちになった…


NJ「お前に告白する奴変わり者だな？」


『酷い…』


ミヒは可愛くも綺麗でもないのに良く告白されていた。


NJ「お前の何処が良いんだろうな？」


『ナムジュナの良さもわからないよ、』


ミヒは俺を避けるようになった。

資料室に行くとミヒと他の男が話しているのを目撃してその様子を観察した。


男が先に資料室から出て行きゆっくり近づき高い場所にある資料を取ってあげた。


『ありがとうございます…

げ！ナムジュナじゃん！』


NJ「最近、俺の事避けてるよな？」


『別に避けてないし！』


NJ「職場で男とイチャつくな、見苦しい…」


『離れてくれない？』


NJ「ミヒ、キスした事ある？

恋愛経験なしだと男に振られるぞ？」


『私が沢山の男性に言い寄られるから嫉妬してるの？』


NJ「嫉妬してるよ、幼馴染みだからな。

近くにミヒに想いを寄せてる奴がいる事忘れるなよ？」


俺が資料室から出るとミヒがついて来て問い詰めてきた。

退勤して家でくつろいでいる時スマホが鳴りだした。

画面にミヒの名前が表示されたけど出ないで無視した。


翌朝出勤してまた俺の目の前で違う男に告白されていた。

NJ「何かの罰ゲーム？」

休憩時間になり食堂に行き注文した料理を運び空いてる席を見つけ、

座り食事をしていたら目の前に女性職員が座ってきた。

NJ「俺に何か用？」


『電話に出てよね…』


NJ「シャワー浴びてたから電話に出れなかった、

何かあった？」


『男性と付き合うにはどうしたらいいの？』


NJ「候補の中で彼氏見つけたのか？」


『そう言うことじゃなくて…、』


NJ「浮気しない男と付き合えよ？

一途に愛してくれる男がミヒには相応しいから、」


『わかった…』

ミヒは少女漫画みたいな恋愛が好きだから壁ドンとか好きだと思う。


素直に好きだと伝える事が出来ない自分を悔やんだ。


翌朝、資料室へ行くとミヒが一人でいた。


NJ「ミヒ…」


『ナムジュナ…』

急に壁ドンしてキスしたら最低って言われて嫌われるかな…？

『ナムジュナ、一番上の資料取って…』

資料を取りミヒと見つめ合った。


NJ「資料…」


『ずっと好きだったよ…』


NJ「なんだって？」


今日は俺が告白された。


『資料ありがとう…』

資料を受け取り資料室から出ようとしたから呼び止めドアに体を押し唇を奪った。

抵抗されず何度もキスを交わした。