制裁!
ソファに座って足組む太宰。その前に気まずそうに座る中也。
「ぇーと、、太宰…さん?……怒ってる?」
「別にぃ…?」
…太宰を怒らせた。こうなると本ッ当に面倒だ。
ことの経緯はこうだ。
__20分前____
「ただいま」
「おかえりちゅーやぁ!!」
無駄に元気に此方へ走ってくる太宰を受け止めて、ただいま、ともう一度云う。
「…如何した?」何時もより長めに抱きつく太宰に違和感を覚えながらそう声をかける。
「…なんかいつもと匂いが違う」
「えぇ、、?何でそんなこと判るんだよ??、、」俺の事好き過ぎかよ、と巫山戯て続ける。
太宰が抱き付いたまま首元に顔を埋めて、むすっとした声を漏らした。
「好きだから判るんだよ。」
「っ……」
しれっとこういう事を云ってくるのだから本当に油断ならない。
「で?私はこのきつーい香水の匂いがなんなのか気になるのだけど?」
「えぇと……」
今日の仕事を思い出して口籠る。
「いいから云って。」
不意に顔を上げられ観念する。
「今日の仕事が、接待だったんだよ。…意味判んだろ、」
_________
そうして機嫌を損ねられてかれこれ20分。今に至る。
首領の命令だ、仕方ないだろ、と思うが喉まで出かけたその言葉を飲み込む。余計面倒そうだ。
「あの」
「なぁに?」不機嫌そうな目に見下ろされる。声もなんだか不機嫌な時特有の声に聞こえる。
「仕事だったんだよ。好きで接待したわけじゃねぇ。」
「へぇ。で?断ってくれればよかったじゃないの。俺には恋人がいるんで、って。どーせ森さんでしょう?」
…首領にそんな態度で出れるのは手前位だろ。大体、恋人がいるとか云えねぇし。よりにもよってその恋人は手前だし。
「首領に只の幹部が口答え出来ねぇっての、、」
「只の幹部…ねぇ。ふぅん。だから無理なの?私より森さんの方が大事なんだ?」
本当に面倒くさい…。
ゆっくり太宰に顔をあげて、目をじ、と見つめる。
「…ごめん」
ふ、どうだ。これが太宰と生活する中で身につけた技術だ!これならきっと許してもらえるだろう、と思ったが、、
「許すと思う?残念。許しません。自分が何したかちゃんと自覚してるの?」
そう簡単には許してくれないらしい。
「ほんっとにごめん!、なんでもするから……!!」
ぴく、と太宰が反応する。
「何でも?本当に何でも?」
「嗚呼、何でも!」
「ふぅん、、そう。なんでもねぇ…」
そう云って太宰がにやりと口角をあげる。
…後悔してきた。
「ぇーと、、太宰…さん?……怒ってる?」
「別にぃ…?」
…太宰を怒らせた。こうなると本ッ当に面倒だ。
ことの経緯はこうだ。
__20分前____
「ただいま」
「おかえりちゅーやぁ!!」
無駄に元気に此方へ走ってくる太宰を受け止めて、ただいま、ともう一度云う。
「…如何した?」何時もより長めに抱きつく太宰に違和感を覚えながらそう声をかける。
「…なんかいつもと匂いが違う」
「えぇ、、?何でそんなこと判るんだよ??、、」俺の事好き過ぎかよ、と巫山戯て続ける。
太宰が抱き付いたまま首元に顔を埋めて、むすっとした声を漏らした。
「好きだから判るんだよ。」
「っ……」
しれっとこういう事を云ってくるのだから本当に油断ならない。
「で?私はこのきつーい香水の匂いがなんなのか気になるのだけど?」
「えぇと……」
今日の仕事を思い出して口籠る。
「いいから云って。」
不意に顔を上げられ観念する。
「今日の仕事が、接待だったんだよ。…意味判んだろ、」
_________
そうして機嫌を損ねられてかれこれ20分。今に至る。
首領の命令だ、仕方ないだろ、と思うが喉まで出かけたその言葉を飲み込む。余計面倒そうだ。
「あの」
「なぁに?」不機嫌そうな目に見下ろされる。声もなんだか不機嫌な時特有の声に聞こえる。
「仕事だったんだよ。好きで接待したわけじゃねぇ。」
「へぇ。で?断ってくれればよかったじゃないの。俺には恋人がいるんで、って。どーせ森さんでしょう?」
…首領にそんな態度で出れるのは手前位だろ。大体、恋人がいるとか云えねぇし。よりにもよってその恋人は手前だし。
「首領に只の幹部が口答え出来ねぇっての、、」
「只の幹部…ねぇ。ふぅん。だから無理なの?私より森さんの方が大事なんだ?」
本当に面倒くさい…。
ゆっくり太宰に顔をあげて、目をじ、と見つめる。
「…ごめん」
ふ、どうだ。これが太宰と生活する中で身につけた技術だ!これならきっと許してもらえるだろう、と思ったが、、
「許すと思う?残念。許しません。自分が何したかちゃんと自覚してるの?」
そう簡単には許してくれないらしい。
「ほんっとにごめん!、なんでもするから……!!」
ぴく、と太宰が反応する。
「何でも?本当に何でも?」
「嗚呼、何でも!」
「ふぅん、、そう。なんでもねぇ…」
そう云って太宰がにやりと口角をあげる。
…後悔してきた。