Dear Saiyans 59話・ツフル王・ベビーの野望

「今、この星の周辺には、ブルマさんが飛ばした監視カメラがあります。しかもそのカメラには、迎撃レーザーが搭載されているので、もし逃げ出せば間違いなくやられてしまいます」
レゼンが言うには、地球やツフル星には無数の監視カメラがあり、脱出するのは危険だというのだ。
「なるほど、要は地球の周りに監視カメラがうじゃうじゃいて、オレらは地球から出られねぇんだな?それは本当の話か?」
「はい、本当です」
「…分かった。大事な情報をありがとうよ。それにしても、なぜ敵であるはずのオレ達を気にかけるんだ?」
バーダックは再び、レゼンを問いただした。
「…オレは1年間、あなた達を見て確信しました。サイヤ人は、野蛮で恐ろしい人ではないと。だから、父さんの目を盗んで、バーダックさん達を助けに来ました」
レゼンはびくびくしながら、はっきりと言った。
「…ははは!かわいい所あんじゃねぇか!ま、オレも最初っから、あんたが悪い奴だとは思ってねぇからな」
ナッパは大笑いした。
レゼンは続けて言った。
「いえ、あの時クリス君が教えてくれたんです。サイヤ人はフリーザに騙されていたこと、本当は悪い人達じゃないことを。あなた方を欺いて、本当にごめんなさい...」
「いいさ、あんたの実の親を前にしちゃ怖ぇもんだからな。よく正直に言ってくれたな。ありがとうよ」
バーダックはレゼンの肩をポンッと叩いて言った。
「だが、どうするんだ?貴様の親父は人を洗脳するんだろ?」
ラディッツが言うと、レゼンが言った。
「実は、オレも瞬間移動が使えます。まずは手を繋いで円を作ってください」
みんなは驚いたが、レゼンの言う通り手を繋いで円になった。
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