Dear Saiyans 59話・ツフル王・ベビーの野望

地球の半分以上の人々や動物達は、無事に新惑星ベジータに避難することができたが、まだ地球には人が残っている。
だが、残った人々のほとんどがベビーに洗脳され、サイヤ人達を狙っている。
ベジータやブルマ達の住んでいた西の都では、悟空やバーダック達の指名手配ポスターが貼られており、下手に動くことができない。
「どうしよう…、師匠」
クリスは怯えていた。
「…どうするったって、周りは敵だらけだし、それにベビーは人を洗脳する能力がある。やたらに動くのは危険だ...だから」
「…?」
「…オレ達も、この地球から避難しよう」
バーダックはみんなに言った。
「だけど、親父!地球にはまだ大勢の人がいるんだぞ!」
ラディッツが言った。
「お前も見ただろ?もうみんな洗脳されて、オレ達の命を狙ってるんだ。かわいそうだが、仕方ねぇんだ」
「そ、そんな…」
ラディッツの目尻は熱くなり、涙がこぼれた。
「泣くな!ラディッツ!オレらだって辛いんだ。それに、カカロットがいるんだ。体はちっこくなっちまったが、あいつならなんとかしてくれるさ」
ナッパも涙をこらえて言った。
「…そうだな。カカロットなら、きっとベビーの野郎をぶっ飛ばせる。地球を出よう」
その時だった。
「いいえ、闇雲に逃げるのは危険です」
「!!?レゼンか!!」
ラディッツはレゼンを睨んだ。
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