Dear Saiyans 57話・揺らぐ心
レゼンは窓から、バーダックの運転する車が車庫から出ていくのを眺めていた。
そして、車庫の近くの小さな果樹園では、ターレスとナッパ、未来の悟飯と未来のトランクスが心配そうに話し合っていたのが見えた。
みんなは、病気になったクリスが心配なのだ。
レゼンはますます不思議に感じた。
聞いた話では、サイヤ人は破壊と殺戮を楽しむ危険な一族で、本来なら地球などたった数時間で制圧してもおかしくないはず。
しかし、今自分の目の前にいるサイヤ人達は、惑星の制圧どころか、戦いすらせず、こうして穏やかに暮らしている。
そればかりか、病で弱っている人を助けているのだ。
バーダックの話では、フリーザの支配下にあったというのもあって、最初こそはひたすら破壊と殺戮を繰り返していた。
だが、フリーザに騙され、多くのものを失ったからこそ、今までの過ちや犯した罪に気付き、もう二度と悪いことはしないと誓ったのだ。
ーこれが、あの恐ろしい戦闘民族サイヤ人なのか?
いや、そのうち本性を表すかもしれない。
でも、もしそうだとしたら、地球はもう侵略されているはずだ…。
なのに、地球がこうして平和なのはどういうことだろうか…。
まさか、サイヤ人達が地球を守っている?
…いや、あり得ない。サイヤ人が人助けなどしないはずだ。
でも、なぜ今まで地球を制圧しなかったのか…?
彼らは、本当に心を入れ替えたとでも言うのだろうか…?
レゼンは心の中で困惑していた。
そして、車庫の近くの小さな果樹園では、ターレスとナッパ、未来の悟飯と未来のトランクスが心配そうに話し合っていたのが見えた。
みんなは、病気になったクリスが心配なのだ。
レゼンはますます不思議に感じた。
聞いた話では、サイヤ人は破壊と殺戮を楽しむ危険な一族で、本来なら地球などたった数時間で制圧してもおかしくないはず。
しかし、今自分の目の前にいるサイヤ人達は、惑星の制圧どころか、戦いすらせず、こうして穏やかに暮らしている。
そればかりか、病で弱っている人を助けているのだ。
バーダックの話では、フリーザの支配下にあったというのもあって、最初こそはひたすら破壊と殺戮を繰り返していた。
だが、フリーザに騙され、多くのものを失ったからこそ、今までの過ちや犯した罪に気付き、もう二度と悪いことはしないと誓ったのだ。
ーこれが、あの恐ろしい戦闘民族サイヤ人なのか?
いや、そのうち本性を表すかもしれない。
でも、もしそうだとしたら、地球はもう侵略されているはずだ…。
なのに、地球がこうして平和なのはどういうことだろうか…。
まさか、サイヤ人達が地球を守っている?
…いや、あり得ない。サイヤ人が人助けなどしないはずだ。
でも、なぜ今まで地球を制圧しなかったのか…?
彼らは、本当に心を入れ替えたとでも言うのだろうか…?
レゼンは心の中で困惑していた。