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Dear Saiyans 3話・悲しき運命

なんと、男の子がポッドを破壊して飛び出してきた。その戦闘力は、なんと1307だった。
「お父さんを…いじめるなぁー!!」
男の子はすごい勢いでラディッツに飛びかかった。
ラディッツは今までに受けた事のないダメージを受け、フラフラになった。
男の子が体当たりしてきた衝撃、でスカウターの映像が激しく乱れた。
「あの男の子にこんな力があったなんて…」
いよいよラディッツが危なくなってきた。しかしまだ地球到着まで数分かかる。クリスは急いでさらに宇宙船の速度を上げた。
そして、地球の目の前に差し掛かったその時、ラディッツが男の子を攻撃しようとした。
「ダメ!やめて!!」
クリスが叫んだ直後、ラディッツが悟空に後ろから動きを封じられた。
ラディッツは男の子の攻撃であばらを折ってしまい、痛くて振りほどけない。
その時、クリスは青ざめた。
ナメック星人があの技を構えて待ち構えていたのだ。
このままでは、ラディッツだけでなく悟空も危ない。
クリスはこれまでないぐらい焦った。
「お願い、ラディーとカカロットさんを殺さないで!!殺さないでー!!!」
しかし、クリスの必死な願いは届かず、ナメック星人はエネルギー波を放った。
ー魔貫光殺砲!!!
エネルギー波が二人を貫いた。
「ラディー!!カカロットさーん!!!」
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