バーダックはそのまま意識を失い倒れてしまった。
「師匠！しっかりして！師匠！！」
クリスは泣きながらバーダックを呼び起こした。
「う…、ぐぅ！く、クリス…？」
バーダックは目を覚ました。
「師匠ーー！！うわあぁぁぁん！！！」
クリスは大きな声で泣き叫んだ。
「親父！よかった！」
「父ちゃん！大丈夫か！？」
悟空とラディッツが駆けつけた。
「あぁ、心配かけてすまなかったな」
バーダックは3人を抱きしめた。
「なんて奴なの…。サイヤ人は戦うことしか考えない連中だと思っていたのに…」
トワが言うと、クリスは反発した。
「違う！サイヤ人は本当は優しい人たちなんだ！！ただ、強い人と戦うことが生きがいなだけで、弱い人には絶対に手を出さないよ！！」
「小うるさい男の子ね！なら、大好きなお友達と一緒に始末してあげるわ！！」
トワはクリス達を攻撃しようとした。
ところが、その時だった。
「待て！こいつらに手を出すな！！」
なんとミラはトワを止めた。
「な、何よミラ！なぜ止めるのよ！」
トワはミラを睨んだ。