このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

Dear Saiyans 51話・伝説から神へ

「すげぇな!!ブロリーまで神の力を持ったなんてよ!!」
悟空ははしゃいだ。
「名付けるとすれば、ブロリーゴッドだな!」
ベジータは笑みを浮かべて言った。
「ブロリーゴッド!すごく強そうな響きだね!」
ベルが言った。
「でも、力を入れ過ぎてターレスさんを倒さないでくださいね」
クリスは不安になった。
「大丈夫だ、安心しろ。このオレに任せておけ!!」
ブロリーが構えた。
「グアァァァァァ!!!」
ターレスが飛びかかった瞬間、ブロリーは攻撃を交わした。
そして、目にも止まらぬ速さで反撃した。
あまりにも速すぎて、さすがの悟空達も目では追えないほどだった。
「さすがブロリーだ…。敵に回すと怖いけど、味方になってくれるなんてありがたいよ」
未来の悟飯が言った。
その時、ターレスが地面に落ちた。
上空ではブロリーが気弾を構えている。
「すぐに目を覚まさせてやる。ほんの少し痛むが、我慢してくれ」
ブロリーはターレスめがけてエメラルド色の気弾を撃ち込んだ。

ーギガンティックミーティア!!

ブロリーの放った小さな気弾が、ターレスに当たったかと思うと大爆発を起こした。
「ぎゃあああああああ!!!」
ターレスは断末魔の叫びをあげた。
その瞬間、ターレスから赤いドラゴンボールが剥がれ落ちた。
「赤いドラゴンボールが取れたぞ!」
悟空が叫んだ。
「ターレス!!」
「ターレスさん!!」
ラディッツ達とクリスが駆け寄った。
「大丈夫だ。傷を見る限りドラゴンボールはそんな深くは埋まっていなかったようだ」
幸いにも、ドラゴンボールは完全に体内に入ってはいなかった。
しかし、ターレスはあまりの激痛に唸っていた。
「ターレスさん、大丈夫だよ。しっかりして。ブロリーさんが助けてくれたんだよ」
クリスは涙を拭きながらターレスに抱きついた。
4/6ページ
スキ