なんと、ブロリーがさっそうと現れた。
「え！？ブロリーさん！？」
「ど、どうしてこんなところに！？」
クリス達とザマス達は、あまりにびっくりして目を丸くした。
「カカロットから連絡を受けて駆けつけたのさ。びっくりしたか？」
実は作戦を始める前に、悟空はブロリーに作戦を伝えたのだ。
ブロリーは作戦通り、無茶苦茶に暴れまわった。
突然のブロリー乱入に、フューはさらに喜んだ。
「わぁー！伝説の超サイヤ人まで出てきた！これは面白くなってきた！次は誰が出てくるのかな？」
作戦は順調に進んだ。
そして、いよいよフィナーレの時となった。
「よし、今だザマス、ブラック！ゴー！ゴー！」
ベルの合図で、ザマスとゴクウブラックが飛び出した。
「サイヤ人…。戦うことしか能がない野蛮な一族。あぁ、なんて醜い、なんて見苦しい存在だ…」
「愚かなサイヤ人共よ。神の天罰を思い知るがいい！」
ザマスとゴクウブラックが叫ぶと、悟空達は悶え苦しんだ。
「すごい、すごい！こんなに面白い展開は初めてだ！」
フューは夢中になりすぎて、周りが見えない状態になった。
そして。
「ラディー、今だよ！」
クリスが叫んだ。