Dear Saiyans 44話・怖い夢にうなされて

ーあれから1週間が経ち、ラディッツの風邪はすっかり治り、元気になった。
そしてラディッツはバーダック達やクリス達と一緒に雪かきをした。
「ラディッツ、元気になったからって無茶はするなよ?」
「そうだぜ。クリスが心配するからな」
ナッパとターレスはラディッツに言った。
「大丈夫だ!今のオレは絶好調だから、なんてことない!」
そう言った瞬間、ラディッツは氷で足を滑らせ、思いっきり転んだ。
「うおっ!?がはぁ!!や、やっちまった…」
「ラディー!大丈夫!?」
クリスが大慌てでラディッツに駆け寄ると、クリスまで足を滑らせて転ぶと、そのままラディッツの方にまるでペンギンのように滑り込んで止まった。
「あはははは!クリス、ペンギンかお前は!」
ナッパはゲラゲラと大笑いした。
「ナッパさん、笑わないでよ!恥ずかしいよ!」
クリスは顔を真っ赤にして照れると、みんなは大笑いした。





続く
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