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Dear Saiyans 41話・サーフィン大会

今度は、ナッパとベジータ、サクロス、ビドー、そしてなんとブロリーとボージャックだった。
「ブロリーさんまで参加してたのか!?それにあのボージャックって、どこかで聞いたぞ?」
サクロスが言った。
すると突然、クリスがハッとした。
「ボージャックって、ヘラー一族の!?」
「なんだ!?ヘラー一族って?」
ラディッツが言った。

ーボージャックはヘラー一族のリーダーで、銀河の荒くれ者として恐れられた銀河戦士である。
かつてボージャック一味は、界王によって封印されていたのだが、セルとの戦いによって北の界王が死亡したことによって封印が解かれてしまい、この地球にやって来たのだ。

「そんなにヤバい奴らだったんだ!でも、あの様子だと地球を襲おうとするようには見えないぞ?」
スーノが言った。
「…もしかしたら隙を伺っているかもしれないから、十分注意した方がいいね」
ジングルが言った。

やがてスタートの合図が鳴った。
ベジータ達は一斉に海へ漕ぎ出し、大きな波に乗った。
ベジータとナッパは波に乗りながら、キリッとした表情で見つけ合った。
「なかなかやるじゃないか、ナッパ。だが、ナンバーワンはこのオレがいただく!」
「へへっ、上等だぜ!海の男の力を見せてやるぜ!」
「…ナッパさん、いつから海の男になったんだ?」
サクロスは波に乗りながら苦笑いした。
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