ある日、朝食を終えたターレスは、自室に戻ってホラーゲームを楽しんだ。
ターレスはこう見えて、ホラーゲームが好きだ。
ちょっと怖いし、びっくりする場面がまた面白くてつい夢中になるのだ。

そこへ、ザマスとゴクウブラックが入ってきた。　
実はターレスとザマス達はとても仲が良く、時々レストランやカフェで食事を楽しんだり、ゲームをして遊んだりもしている。
ザマスとゴクウブラックはホラーゲームを見てクスクス笑った。
「おやおや、また野蛮なゲームをやっちゃって！夜中にトイレに行けなくなりますよ？」
ゴクウブラックはターレスのほっぺたを突っついてからかった。
「あはは、何言ってんだよ子供じゃあるまいし」
ターレスは笑った。
「でも、これはなかなか面白いな。一見野蛮で恐ろしいが、緊張感が伝わってくるのがまた面白い」
ザマスはホラーゲームを眺めて言った。
「まぁな、結構ビビるけどそれがまた…」
ターレスが言った途端、敵キャラであるお化けが突然大声を上げながら飛び出してきたため、ザマスとゴクウブラックはびっくりして一斉に悲鳴を上げた。
ターレスは一瞬だけびっくりしたものの、すぐに冷静になり敵キャラを倒した。
「あぁ、びっくりした…」
「え、えぇ…。でもターレスさん、怖くないのですか？」
ザマスとゴクウブラックは心臓をドキドキさせて言った。
「ああ、全然怖くないぜ？って、絶対の神だったあんた達が怖がってどうすんだ」
ターレスは笑いながら言った。
「い、いくら神でもこれはびっくりするぞ。わ、私が生きてきた中で、一番びっくりした瞬間だったかもしれない」
ザマスは笑いながら言うと、ターレスとゴクウブラックも笑った。