悟空はアボとカドの攻撃を跳ね返した。
次にベジータが前に出てこう言った。
「よく見ておけ！サイヤ人の恐ろしさを！」
ベジータは指笛を吹くと、ナッパとラディッツが駆けつけた。
「おぉ！三人のサイヤ人戦隊が復活した！」
クロッザが歓喜した。
「ベジータさん！ナッパさん！ラディー！頑張って！」
クリスが応援した。
ベジータとナッパ、そしてラディッツは攻撃を開始した。

元々フリーザ軍で、宇宙の地上げ屋として恐れられていた三人のサイヤ人が、今では家族や仲間、地球や宇宙の為に戦う心優しき戦士となり、そして遥々宇宙から助けを求めにやって来た弟の為に再び一つとなった。
ベジータ達の攻撃によって、アボとカドはタジタジだ。
しかし、二人は諦めてはいなかった。
「ちくしょう、猿どもめ！」
「ではオレ達の本気を見せてやるぜ！」
なんとアボとカドは合体し、巨大化したのだ。
「ははははは！合体アカ様だ！これでお前達はおしまいだ！食らえ！」

ースーパーワハハの波！！

合体アカの口から放たれた気功波が、リゾートホテルに当たってしまった。
「お前！何しやがるんだ！」
バーダックが怒って攻撃しようとすると、ベジータが止めた。
「ここはオレ達に任せて、バーダックとクリス達はみんなを安全な場所に避難させろ」
「…分かったぜ。よし、特別ミッションだ！あのフリーザ軍兵をこらしめてやれ！！」
バーダックはベジータ達に言った。
「了解した。さぁて、宇宙最強の戦闘民族サイヤ人の本気を見せてやろう！行くぞ！！」
ベジータの合図と共に、一斉に超サイヤ人に変身した。