Dear Saiyans 38話・ドタバタ!パーティー騒動

ザマスとゴクウブラックが仲間に加わって半年が経ったある日、ザマスがパトロールを終えて家に入ろうとしたちょうどその時、郵便の配達員とばったり会った。
ザマスは配達員と挨拶をし、手紙を受け取るとバーダックのいるリビングに足を運んだ。
「司令官、郵便配達員から手紙をいただきました」
「ん?手紙なんて珍しいな。どれどれ…」
バーダックはザマスから手紙を受け取ると、早速中身を取り出した。
それはミスターサタンからの招待状だった。
手紙には、サタンシティに高級リゾートホテルが新しく完成し、そのお祝いとしてパーティーを行うことになったと書いてあった。
そこでサタンは、いつも頑張っている悟空やベジータ、ラディッツ達をパーティーに招待することにしたのだ。
パーティーには、カラオケやビンゴ大会、スポーツアクティビティ、食べきれない程のご馳走を楽しめるバイキングや屋台も用意されているという。
戦うことはもちろん、食べることが大好きなサイヤ人達にとっては最高のひとときだ。
「カラオケにスポーツ、それにご馳走が食べ放題か…。これは行かねぇ訳にはいかないな」
バーダックは読んでいた新聞をたたむと、すくっと立ち上がって早速身支度を始めた。
「そうですね。私も久々に気持ちが舞い上がってきましたよ」
ザマスもウキウキした。
1/10ページ
スキ