Dear Saiyans 37話・見習い界王神の心の闇
「ん?ぼくを呼んだのは君かい?ここはどこなのね?」
全王は悟空を見て言った。
この全王は、この時代にいる全王で、悟空が会った全王とは違う存在である。
悟空は少し緊張気味に言った。
自分の時代では仲良くなったとはいえ、別の時代の全王とは初対面だからさすがの悟空もちょっと怖かった。
「実は、ちょっと助けて欲しいんだ…」
「どうしたのね?」
「空を見てくんねぇかな?あいつがこの世界全部を飲み込んで、大変なことになってんだ」
悟空は緊張しすぎて、説明するのがやっとだったが、全王はわかってくれた。
「わかったのね!ぼくに任せるのね!でも、ちょっとだけいい?」
「なんだ?なんか問題でもあるのか?」
ラディッツが言うと、全王は少し申し訳なさそうに言った。
「あの子は宇宙だけじゃなく、全世界そのものを飲み込んじゃったから、やっつけるとしたら…」
「…?」
「…この世界全部を、消さなきゃならないのね」
「な、なんだって!?」
さすがにみんなはびっくりした。
しかし、ザマスを止めるにはそうするしか方法はなかった。
トランクスは覚悟を決めると、全王に言った。
「…はい、お願いします、全王様」
「…うん、任せるのね。だから君達は、そのタイムマシンに乗って自分達の時代に戻るのね」
全王はそう言うと、手から光を放ち始めた。
悟空達は急いでタイムマシンに乗って、元の時代に戻った。
「…トランクス、すまなかった…。おめぇの時代の人達を、守れなくて…」
悟空は悲しかったが、トランクスはにっこり微笑んで言った。
「いいえ、悟空さん達が来てくれなかったら、オレはブラックに勝てなかったし、悟空さん達の時代も危ないところでした」
しかし、トランクスの目はとても寂しく悲しみに満ちていた。
全王は悟空を見て言った。
この全王は、この時代にいる全王で、悟空が会った全王とは違う存在である。
悟空は少し緊張気味に言った。
自分の時代では仲良くなったとはいえ、別の時代の全王とは初対面だからさすがの悟空もちょっと怖かった。
「実は、ちょっと助けて欲しいんだ…」
「どうしたのね?」
「空を見てくんねぇかな?あいつがこの世界全部を飲み込んで、大変なことになってんだ」
悟空は緊張しすぎて、説明するのがやっとだったが、全王はわかってくれた。
「わかったのね!ぼくに任せるのね!でも、ちょっとだけいい?」
「なんだ?なんか問題でもあるのか?」
ラディッツが言うと、全王は少し申し訳なさそうに言った。
「あの子は宇宙だけじゃなく、全世界そのものを飲み込んじゃったから、やっつけるとしたら…」
「…?」
「…この世界全部を、消さなきゃならないのね」
「な、なんだって!?」
さすがにみんなはびっくりした。
しかし、ザマスを止めるにはそうするしか方法はなかった。
トランクスは覚悟を決めると、全王に言った。
「…はい、お願いします、全王様」
「…うん、任せるのね。だから君達は、そのタイムマシンに乗って自分達の時代に戻るのね」
全王はそう言うと、手から光を放ち始めた。
悟空達は急いでタイムマシンに乗って、元の時代に戻った。
「…トランクス、すまなかった…。おめぇの時代の人達を、守れなくて…」
悟空は悲しかったが、トランクスはにっこり微笑んで言った。
「いいえ、悟空さん達が来てくれなかったら、オレはブラックに勝てなかったし、悟空さん達の時代も危ないところでした」
しかし、トランクスの目はとても寂しく悲しみに満ちていた。