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Dear Saiyans 1話・サイヤ人とフリーザの狭間

フリーザは優雅にステーキをナイフでカットし、小さく切った肉を優雅に口に運んだ。
「う~ん、これは素晴らしい♪お肉が柔らかくて、口の中であっという間に溶けました♪そしてこのソースの味も最高です♪まさに私好みです♪」
フリーザはあまりの美味しさにうっとりしていた。
そして次にサラダを一口。
「まぁ♪これも素晴らしい♪みずみずしくて甘味もあって最高です♪おかげで肌が一瞬で綺麗になりましたよ♪」
フリーザの発言に大笑いのザーボン達。フリーザも思わず一緒に大笑い。
そして最後にチョコレートパフェを一口。
「あらまぁ♪これも美味しいですぅ♪クリームの優しい甘さと口の中でとろけるチョコレートは絶品です♪まさにギニュー特戦隊イチオシのスイーツです♪」
「わ、わたくしの言いたかった事、フリーザ様に言われてしまいました…」
ギニューのツッコミに、みんなはさらに大笑いした。
そんな中、クリスはもくもくと食べていた。
「おや、クリス。こんなに美味しい料理なのに元気がないですね。何か考え事しているのですか?」
ドキッとするクリス。
「え?あ、なんでもないよ。すごく美味しいね」
「でしょ♪そうだ!こんなに美味しい料理を作ってくださったシェフの方々に、ボーナスをたっぷり差し上げましょう♪」
そう言ってフリーザはシェフに、ボーナスとして大量の報酬を差し出した。
「ありがとうございます!」
報酬を受け取ったシェフ一同が頭を下げると、フリーザ達は拍手をした。
「これからも美味しい料理をお願いしますね。期待してますよ」
「はい!」
ご機嫌なフリーザ達を、クリスは少々暗い表情で見ていた。
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